外国人との国際恋愛。周りからは羨ましがられることも多い国際恋愛ですが、実際に一緒に暮らしてみると、あまりにも違う生活習慣に困惑することも!
今回のテーマはアメリカ人との国際恋愛における、さまざまな生活習慣の違いについて。
今すでに国際恋愛中の方や、今後外国人男性との恋愛を楽しみたいとお考えの方に是非読んでいただきたい内容です。

日米で異なるさまざまな生活習慣

さて、まずは実際にアメリカ人男性と生活を共にして初めて分かる、ちょっとした生活習慣の違いについて、具体例を挙げて紹介していきましょう。
一つひとつを見てみると別に大した違いでもないのですが、日常的に目につくことなのでまあまあ気になるところ。
これまでの当たり前が当たり前でなくなる?そんな気分にさせられる、5つの違いについて紹介していきます。

※ちなみに、ここで紹介する5つの違いは筆者の体験談を踏まえたもの。もちろん人によって違うところもたくさんあるので、その点はあらかじめご了承くださいね。

違い①どこまでも土足でOK


アメリカは基本土足で家の中をウロウロします。そもそも玄関が日本のように作られておらず、ドアを開けたらそのまま何の段差もなく室内へと入れてしまうので靴を脱ぐきっかけさえなくなる感じ。
アジア系のアメリカ人の中には室内を土足禁止にするケースがそこそこ多いようですが、一般的にはアメリカ人の自宅が土足禁止になっていること自体がかなりレアですね。
個人的にものすごく気になるのは、靴を履いたままベッドに寝転んだりする点。靴の部分はベッドに乗らないようにしていることが多いものの、その点もあまり厳密に守られているとは言えません。
寝るところは清潔に保っておきたいと思う日本人的感覚の人間から見ると、結構気になるものです。

違い②基本的に朝シャワー

アメリカ人は朝仕事に行く前にシャワーを浴びるのが定番ルーティーンとなっている模様。多くの人は夜シャワーを浴びずそのまま寝ます。
日本人にも朝シャワー派はいるかもしれませんが、多くの人がきっと夜寝る前にシャワーを浴びるのではないでしょうか。
なんとなく一日の汚れを落としてから眠りにつきたい私としては、この習慣についてもイマイチ納得できていません・・。

違い③ソーダを水のように飲む


私のパートナーに限らず、これは知人のパートナーたちにも多く見られる傾向なので、きっとアメリカ人に多くみられる習慣だと思うのですが、彼らはソーダを水のように飲みます。
ちなみに、アメリカでいう「ソーダ」とはコーラやスプライト、ファンタなどの炭酸飲料の総称のようなイメージ。ソーダと言っても炭酸水や炭酸だけを意味するものではないのが日本語との違い。
アメリカはソーダ大国。そしてアメリカ人の多くは本当にソーダをがぶ飲みします。500mlくらいのペットボトルなんて一瞬。一日に何本も飲んだりするので、私は必死にそれを阻止しようと奮闘しています。(絶対体に悪いので)

違い④湿気に対する意識が低い


アメリカは大きな国ですが、多くのエリアが非常に乾燥している地域です。カリフォルニアなんて年中カラカラですから、本当に湿気を感じることが皆無。
日本人なら誰しも濡れたタオルを適当に置いておくと嫌なニオイがすることや、ポテトチップスの袋が空いたまま一晩経てば次の日には食感が大きく変わってしまうことは常識的に理解しています。
ただ、アメリカ人の多くは湿気についての意識がものすごく低いです。それもそのはず、湿気と縁のない暮らしをしている人たちが大多数ですからね。
ちなみに、カリフォルニアの自宅でポテトチップスの袋を開けたまま数日うっかり放置してしまったことがありましたが、数日後食べても食感は全く変わらず!これには驚きました。
お風呂場の換気扇を回さなかったり、濡れたタオルを適当にそのあたりに置いていたりすることは日常茶飯事。これは彼らが湿気のもたらす悪い影響について全く理解すらしていないために起こることです。

違い⑤ゴミを小さくする意識が皆無

日本ならティッシュの箱は潰してから捨てるとか、少しでもゴミの大きさを小さくする努力をするのが普通です。ゴミ袋も安くありませんし、そもそも大きさが決まっているので少しでも小さくしてうまく使おうとしますからね。
しかし、アメリカではゴミを小さくするという概念がまるでありません。ティッシュの箱なんて当然潰しませんし、大きなものもそのままどんどん簡単に捨ててしまいます。
これは、アメリカのゴミ収集スタイルが大きく関係していると言えます。アメリカの多くのエリアでは、ゴミの分別がほとんど不要。要はなんでも袋に入れてゴミ収集所に持っていけばいいのです。
ゴミ袋も日本のように市町村で決められた袋を使う必要はなく、極端に言えば何でも使ってOKです。しかも、アパートのような集合住宅の場合は「ゴミの日」なども決められていないため、好きな時に指定のゴミ捨て場に捨てることが可能となっています。(大体各階にちゃんと場所があります)

アメリカ人との生活にストレスを感じることは少なくない


世間からは羨望の眼差しで見られることも多い国際結婚、国際恋愛ですが、いざ外国人と生活するとイライラすることもたくさん。
先ほど例に挙げて紹介したような、細々とした違いが山のようにあるため、「え?それって普通はこうするでしょ?」とツッコミたくなることは本当に多いのです。
特に、アメリカ人とアメリカで生活するとなると、どちらかと言えば私たち日本人がアメリカ風のやり方に寄せていく必要があるため、結構大変。
「普通」に考えれば絶対にこちらの意見の方が理にかなっている!と思っても、それはもはや誰からも同意されません。
私はどちらかと言うと頑固な性格なので、生活習慣に関する相違が原因で何度もパートナーと喧嘩をしていますが、こうやって少しずつ乗り越えていく以外に方法はないんだなぁと思っています。

日本の文化は素晴らしいが非常に特殊

ものを大事に使うとか、ゴミを小さくまとめるとか、米粒を残さず食べるとか、日本の文化はとても美しいもの。
ただ、日本の文化は非常に特殊で、他の国を見てみると、日本だけに存在する暗黙のルールみたいなものがとても多いのも事実です。
アメリカ人に限らず、外国人パートナーを持つのであれば、日本の文化がいかに他と違い、珍しいものなのかをしっかり理解しておくことが重要。
日本人のものさしで物事を測ると、多くのことがうまくいかなくなり、憤りを感じてキツくなってしまいますからね。

まとめ


今回は、日本とアメリカで異なる生活習慣の一例を紹介しました。日本での当たり前は海外ではまるで通用しません。
全てを相手の国に合わせる必要はありませんが、どちらかと言えば日本人である私たちの方が、世界的に考えても特殊で独特な文化を持ち合わせていることは理解しておきましょう。
育ってきた環境が違う二人が出会って生活を共にすることになるのですから、多少の衝突は免れません。
うまく二人で乗り越えながら、日本とアメリカ両方の文化をバランスよく取り入れながら生活していく方法を探し出していくのもひとつの楽しみですね!