外国人と付き合ってみたい!と考える日本人女性はそれなりに多い印象ですが、実際のところ国際恋愛にはびっくりするほどたくさんの苦労が付きまとうもの。
というのも、日本人の感覚では理解不能な価値観を相手が持っているからです。
今回の記事では、国際恋愛に向いている日本人女性の特徴と、そうでない女性の特徴についてまとめています。
「私ってもしかしたら外国人と付き合った方がうまくいくのでは?」と思っている方は、ぜひこの記事を読んで見極めてみてくださいね!
国際恋愛向きの女性に見られる特徴
早速ですが、国際恋愛に向いている女性の特徴をここで5つ挙げておきましょう。
- 新しいことを受け入れる柔軟なマインドの持ち主
- フットワークが軽く世界は大して広くないと思っている
- 異文化に強い興味関心がある
- 型にハマることを嫌い自分の意思で物事を決定したがる
- 意見がハッキリとしていて人にそれを伝えたい
どうでしょう。
当てはまる項目が多ければ、あなたは日本人よりも外国人との交際に向いている可能性が高いです。
では、それぞれについて解説しましょう。
柔軟なマインドの持ち主
外国人との交際は、とにかく驚きの連続。
「は?なにそれどういう価値観なの?」と仰天してしまうことも多々あります。
そのたびに「そんなの絶対受け入れられない」と強い壁を作り、受け入れようとしない頑固な人なら国際恋愛は厳しいですね。
国際恋愛に向いているのは、どんな価値観に対しても「へえ!そんな考え方があるのね!」とオープンマインドにとらえることができる人です。
フットワークが軽い
外国人彼氏ができたら、必ず相手の国と日本を行き来する機会が訪れます。
そして、国際カップルは傾向として、海外旅行好き。行かずとも「あそこにも行きたい、あの国もいいよね」とよその国に興味を持つ人が多い印象です。
そんなときに「海外に簡単に行くなんてちょっと私には無理かも」というスタンスなら、あなたは国際恋愛向きとは言えません。
いきなり思い立って海外にフラッと行ってしまうようなフットワークの軽い女性なら、国際恋愛にも向いていると言えます。
なぜなら、それだけ簡単に外国に行けると思っている、その価値観があなたにはあるからです。
異文化に興味関心がある
パートナーの国籍がどこであれ、それが日本でなければ必ず文化の違いを日々感じるもの。
国際恋愛は異文化交流でもあるため、日本の価値観をかたくなに手放さないようなスタンスではうまくいきません。
逆に「あなたの国ではそうなのね!へぇ!面白い!」と常に興味を持って相手の文化を知っていける人なら、国際恋愛はぴったりですし、むしろかなり楽しいと思います。
型にハマりたくない
日本は良くも悪くもコンサバティブ(保守的)な国なので「こうあるべき」が非常に多いです。
そのような、いわゆる「型にハマる」ことを嫌がる女性なら、思い切って外国人と恋愛するのもひとつの手。
特に欧米諸国では、日本のように「女はこうあるべき」「仕事はこういう仕事を選ぶべきだ」などの考える人が圧倒的に少なく「こうあるべき」からの脱却は容易です。
普段から「人とズレてる気がする」というような方や、多すぎる「あるべき〜〜」の文化が息苦しく感じる人ほど国際恋愛には合っていると言えます。
自分の意見を人に伝えたい
自己主張ができる人とできない人がいますが、国際恋愛においては自己主張ができる人でなければなかなかうまく行きません。
自分の意見をしっかり持っている人、そして周りの反応をそれほど気にすることなく、自分の意見を他人に言える人こそ国際恋愛向き。
むしろこのような女性は、日本人男性からちょっと一歩引かれてしまうことも少なくありません。(もちろんみんなではありませんよ)
日本では「ちょっと強く意見を主張しすぎて周りに冷ややかな目で見られる」くらいの人でも、外国人からすれば普通に見えるものです。
国際恋愛で苦労する女性の特徴
筆者の周りには自分も含め、外国人パートナーを持つ日本人女性が多くいますが、そのほとんどが先ほど紹介した「国際恋愛向きの女性の特徴」に該当するタイプです。
しかし、いつも同じようなことで悩んで辛い思いをしている国際恋愛中の女性ももちろんたくさんいます。
ここで、国際恋愛で大変な思いをする女性、つまり国際恋愛に向いていない可能性の高い女性の特徴を挙げておきましょう。
- やや頑固で自分の価値観からかけ離れたものを受け入れられない
- ハッキリと意見を相手に伝えられない
- 日本の文化に相手を慣れさせようとする
- 言葉でなく態度で相手に不満を遠回しに伝えようとする
こんなところでしょうか。こう見ると、なんだかダメ出しのように見えてしまいますが、案外私たち日本人には多い傾向だと筆者は考えています。
誤解のないように伝えておくと、別に上記の特徴が必ずしもネガティブであるわけではありません。
ですが、外国人との恋愛においては障害になることが多々あるのは確かです。
特に、言葉でハッキリ言わず態度で相手に気づいてもらおうとするのは、日本人女性なら誰もがやること。
むしろいちいち言葉でハッキリ伝えたら、日本人彼氏はびっくりしてしまうかもしれませんね。
国際恋愛でありがちな「わかってくれない」問題
国際恋愛で苦労する一番の理由は、「彼が私のことを理解しようとしてくれない」というもの。
もちろん言語の壁とかはありますが、それは一旦置いておきます。
それもそのはず「言葉の裏を読んで、本当はこうして欲しいんじゃないかを推測する」のは日本特有の非常に変わった文化だから。
「察する」ことはできないのが外国人だと理解しなくてはいけませんし、察する能力を身につけてもらおうなんて期待するのも間違っています。
外国人と恋愛するのであれば「なんでこうなの?私はこうして欲しいのよ」とハッキリ伝えることに抵抗を感じている場合ではありません。
そして、特にアメリカなんかでは一番嫌がられるのがpassive aggressiveな態度。この意味は説明しづらいのですが、直訳すると受動的で攻撃的という意味です。
passive aggressiveの例
日本人に多く見られるpassive aggressiveの行動パターンをいくつか紹介しておきましょう。
- 彼が家事を全然手伝ってくれないから、嫌味のようにガチャガチャと音を立てて洗い物をした。怒りが伝わればいいけど。
- 彼の態度が気に入らなかったから、今夜は一言も口を聞かないことに決めた。話しかけられても返事もしないでおこう。怒っていることに気づくでしょ。
- デートでレストランに来たけれど、本当はこんな店じゃなくて前に行きたいと言っていたあの店に行きたかった。ムカついたから不機嫌なまま食べてやる!
なんとなくイメージできましたか?
こういう行動は日本人相手ならまだ受け入れられますが(だからといって良いことではないけれど)外国人には本当に伝わりづらいし嫌がられます。
国際恋愛に悩む女性の多くは、自分の意見を真っ直ぐに主張することを苦手としている印象。
やはり、意見はハッキリ言うこと、言葉でしか思いは伝わらないくらいに思っている方が良いです。
まとめ
国際恋愛には楽しいことがたくさんありますが、その反面「なんでそうなるの?!信じられない!」というような、大変な局面もたくさんあるのが事実。
外国人と結婚している日本人女性が「気が強そう」と思われているのは、実際「気が強い」というより「自己主張ができる」からです。
自己主張ができる女性でなければ外国、特に欧米人とうまく付き合っていくことはできませんからね。
この記事が、ご自身の性格的な特徴を見直し、外国人との恋愛に向いているのかどうかを見極める参考になれば幸いです!
文/mayu @webwritermayu