お店選びは完璧。メニュー選択もばっちり。

さてここからが本当の勝負です。たった数時間の飲みの場で、女性はあなたが想像している以上に「本当の」あなたのことを知ろうとします。それこそ何気ない仕草や態度、そして会話の内容から。
お店での振る舞いは、将来目の前の男性と結婚したらどんな旦那になるのか、ということを顕著に表しています。今回は女性が「次はないな」「もう会いたくないな」と思うお店でのNG行為をご紹介していこうと思います。

店員さんへの振る舞い~将来の自分や子供への態度だと思ってみている~


ちょっと格好をつけたいからといって、お店の人に高圧的な態度をとってしまった、そんな経験はないでしょうか?

はい!これ絶対にやってはいけないことです!

何があっても絶対に!多くの女性が口をそろえて言う『男性にやられたら一番引く行為』の圧倒的第一位がこれです。

・ため口で話す
・横柄な態度をとる
・提供が遅いものに対してイライラする
・クレームを入れる

もしやってる人がいるのであればすぐに止めてください。どんなにいい雰囲気だとしてもこのような態度をとる男性に、女性の「モラハラ男」アンテナは敏感に働き、そっとあなたのもとを去っていくでしょう。

食事マナー~食べる姿から男性の普段の姿が透けてみえる~

マナーが悪いと「生理的に受け付けない」となってしまう女性は多いもの。最低でも以下は気をつけましょう。

  • 食べ方が汚い(くちゃくちゃと音を立てて食べるなど。最悪です)
  • おしぼりで顔をふく(やりたくなる気持ちはわかりますが……)
  • 食べるペースが速い(女性のペースに合わせて食べましょう)
  • 自分が上座に座る(レディーファーストができる男性はモテます)

会話の内容~女性はとにかく話を聞いてもらいたい生き物である~


仕事をバリバリし、自分の生活を確立している大人の女性が求める一番もの。それは「ありのままの自分を受け入れてもらいたい」ということです。「それってどうしたらいいのか……?」と思われるかもしれませんが、実は簡単なこと。女性の話をしっかりと聞き、「共感」してあげることです。

つまり逆の「自分の話ばかりする」「自慢話ばかりする」という行為は嫌がられます。

あと気を付けたいのは知識のひけらかし。「やはりワインはブルゴーニュがいいよね」「日本酒は塩で飲むのが通だと思うんだよね」あなたがその道のプロやおたくであるのであれば、そのマイナー知識は興味の対象になるのかもしれませんが、聞きかじったレベルのものであるのであれば言わない方が得策です。

相手がお酒を飲みだしたばかりの若い子ならまだしも、お酒好きの女性はお酒の知識も豊富だったりするもの。彼女たちは「共感する」ということに重きを置いている場合が多いので、「これすごくおいしいね!今度はこっちのお酒も試してみない?」と感動を共有するほうがぐっとポイントがあがります。

会計時にいやなこと~別におごってもらいたい訳ではない~


最後の難関お会計。ここで積み上げてきた印象がガラッと変わってしまう恐れもあるので注意が必要です。ひと昔前は「おごってくれない男性なんて!」という風潮があったかもしれませんが、最近では「割り勘で全然かまわない」という女性も増えてきています。しかしデートの女性がどのタイプかわからない段階では、おごってあげる、もしくは少し多めに出すのが無難でしょう。

お会計時に女性が嫌がる行為としては、

  • 数円単位まできっちり割り勘をする
  • 少し多く払っただけなのに、おごってやった感を出してくる

「お会計8500円だったから4000円もらっていいかな?」
「はい、ごちそうさまでした」
「いいっていいって。全然気にしないで!」
(たった500円だけなのに!!)
  • クーポンを使う(これは賛否両論ありますが)
  • 「ちょっと高かったね」「飲みすぎちゃったかもね」などとお会計の金額についてコメント

お会計での行為で「やはり無理かも!」となる女性も多いので、最後の最後まで気を抜かないようご注意ください。

まとめ


お店に入店、オーダーをし、会話をする。食事をしてお酒を飲んで会計して退店。何気ないこの一連の行為で相手の女性は「付き合ったらどのような彼氏になるのか」ひいては「将来どのような旦那・父親になりそうなのか」までを見ています。
ほんの少しの工夫で「この人と一緒にいたら楽しそうだな」「また次に一緒に出掛けたいな」と思わせることができます。自分を出すことをまずはぐっとこらえて、相手の居心地のいい空間を作ってあげましょう。そうすれば確実に関係性構築の第一歩を踏み出すことができるはずです。

文/小林加苗 Twitter@murakana1128