周りを見ると既婚者がほとんどのアラフォー世代。自分には恋人すらいない。このままおひとりさまで終わってしまうのかな…と不安な日々を過ごしている人もいるかもしれませんね。今回はアラフォー世代の恋愛事情と出会いについて紹介したいと思います。

アラフォーっていうけど、どのくらいの人数がいるの?どこで出会うの?

アラフォー人口は意外と多い!

Portrait of cheerful and lovely couple
アラフォーと呼ばれる人々は、団塊の世代の子供たちが多く、全人口の中でも二番目に多いと言われています。ある調査で東京に限って調べたところ、アラフォー人口が最多という結果になるとも言われています。しかし未婚率を見てみると、同世代女性で5人にひとり、男性で3~4人にひとりは結婚できないという結果が出ています。いまやアラフォー未婚は、それほど珍しくないことがわかりますね。生涯未婚率も大幅に上がってきているようで、「結婚しない」という選択をする人もいます。ライフスタイルが多様化しているのですね。

みんなどこで出会ったの?出会いの場の変化

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学生時代は部活やサークルなどの機会があり、新しく人と出会うきっかけも多いのですが、20代、30代と年齢があがるにつれ、その機会も限られてきます。気がつけば周りは既婚者が多くなり焦り始める一方で、合コンや夜の街で出会う回数は減るばかり。「みんなどこで出会ってるんだろう?」と疑問に思う人も多いかもしれませんね。年齢が上がると今いる世界での出会いはどんどんなくなっていきますので、結婚相談所やネット婚活、婚活パーティーという方向にシフトせざるを得ません。あるいはドラマの様な話ですが、学生時代の同窓会で盛り上がってお付き合いに発展するパターンもありそう。何を隠そう、筆者はそのパターンにハマったことがあります。アラフォーの同級生となると、学生時代とは違って若干容姿にがっかりする部分もあるかもしれませんが、昔の自分を知っているという変に飾らない関係は心地いいものです。もしそのような機会があるのなら、積極的に参加すると新たな出会いに期待が持てそうですね。

アラフォーの恋愛観ってどんなもの?

男性編~余裕と寂しさの狭間でもがいている

Worried businessman sitting at work in his office
社会ではある程度責任ある立場を任されて仕事の幅も広がってきた頃。アラフォー男性は多くの場合、経済的に少し余裕があります。普通の暮らしぶりならば衣食住に困ることはなく、趣味にもある程度のお金をかけられる。一見自由で快適な生活のように思えますが、一方で「結婚したい」「パートナーと仲良く暮らしたい」「子供がほしい」というように、今の生活に一抹の寂しさを持っている人も多いようです。パートナーがほしくても、あるのは会社や取引先との飲み会ばかり。既婚者の友人とはなかなか会うこともできません。自由と孤独は紙一重なのですね。

女性編~出産や子育てにリミットを感じ始め、おひとりさまも視野に入れる

tired woman with laptop computer
その反面、男性と比べて女性は現実的。出産のことも考えると、「早く恋人をみつけて結婚したい!」と多くの人が思っています。今までは自分のために生きてきたけれど、これからの人生は家族や愛する人のためのものにしたいという人もいます。また「結婚しない」という選択をする人もおり、老後のためにマンションを購入したり、キャリアアップをはかることで、おひとりさまでの生活を安定させようという考え方も徐々に増えてきているようです。

恋愛対象は年上?年下?同年代?

アラフォー男性の恋愛対象は年下がダントツ人気!

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男性が女性に求めるものは人ぞれぞれとは言えど、やはり人気は20代後半~30代前半となるでしょう。なぜかというと子供を希望する男性が多いからです。今では40歳近くで出産する人も珍しくはないのですが、「35歳までに出産」というイメージは男性の間でも根強いことがわかりますね。

年下男性が増えてきた!アラフォー女性の焦り

Young woman lying in bed suffering with insomnia Noisy neighbour, stress, alarm sound, prevent from sleep concept
アラフォー女性ともなると焦りは深刻。まわりをふと見れば年下男性が多いのです。今までは年上しか興味なかったけれど、年下にも広げた方がいいのかな…と悩んでいる人。年下男性もアリ!だと思いますよ。ご自分にある程度のキャリアと収入があるのなら、いわゆる「青田買い」をするつもりでいてもいいでしょう。恋愛対象の年齢は少し広めに考えておくのが得策です。ただ年下男性の場合少し危険なのは、結婚への意識が薄い場合もあるからです。男性側がもう少し仕事が落ち着いたら、収入が増えたら、と結婚の時期を先延ばしにするかもしれません。この人だという確信が得られたら、実際には焦りでいっぱいだったとしても、大人の余裕でうまく結婚まで導きたいものですね!

恋愛のチャンスが多いアラフォーにみる5つの習慣

習慣1「人のいる場所へ行く」

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ここでいう「人のいる場所」というのは、「恋愛対象となる人と出会えそうな場所」という意味です。今の時代、さまざまな出会い系サービスが選べますよね。婚活パーティや合コン、結婚相談所、ネットサービスもあなどれません。ご自分の性格と生活に合うものを選んで、まずは参加してみることが大切だと思います。けっこう仕事などを理由に後回しにしがちですが、それではいつまでたっても状況は変わりません。気軽に始められるのはネットの恋活系サイトや趣味合コンなどでしょうか。ネットは怖いと思いがちですが、近年では出会いのポピュラーな形になりつつあります。金額としても他のサービスに比べて安いですし、スマホやPCがあればどこでも活動できますので、視野に入れてみてもいいかもしれませんよ。

習慣2「焦りを表に出さない」

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アラフォーになると男女ともに焦りが出てきます。これは仕方のないことだと思いますが、前面に押し出すと、いくら理想のお相手に出会ってもチャンスを逃してしまうかもしれません。はじめから前のめりでぐいぐい攻めてこられると、こちらも引いてしまいますよね。同じくらいの距離感で近づけるのがベストで、そのためには多少の我慢が必要なときもあるでしょう。自分本位で考えるのではなく、お相手のことも考えて距離を縮めていける人は好印象だと思います。

習慣3「磨きすぎない」

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主語は「自分を」です。特に女性に多いですが、恋愛や結婚のために自分磨き(特に外見)に力を入れる人がいますね。あれ、やりすぎると男性は引いてしまうそうです。メイク、ネイル、洋服、小物、アクセサリー…ぱっと見て狙っていることがばれてしまいます。こちらは恋愛に近づこうといろいろ努力しているつもりなのに!という気持ちはおおいに理解できるのですが、ともすると「やりすぎ感」が見えてしまいます。巷には「婚活リップ」「婚活ネイル」なるものが存在しているのも事実ですが、あまり自分を作り込みすぎると、お付き合いしたときに気が抜けなくなってしまうかもしれません。外見だけでなく、素の自分でも勝負できるような自信と教養を身につけておきたいですね。

習慣4「デメリットを隠さない」

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これは筆者が特に感じたことなのですが、アラフォーともなると何かしら恋愛の障害になりそうなものはありますよね。筆者の場合は健康上の理由でした。自分自身のことだけでなく、親世代のことや結婚歴が問題になるのもアラフォーの特徴と言えそうです。お付き合いするうえで障害になりそうなことは、どうしても隠しておきたくなるものですが、お相手の人柄がある程度信頼できるのなら話しておくべきなのではないかと思います。特に結婚を意識したお付き合いをしたいのなら、事前に話し合いをすることを強くオススメします。
筆者はネット婚活で現在の彼と出会い、結婚に向けて前向きにお付き合いをしていますが、デメリットをあらかじめ話しておきました。そうでないと結婚生活が成り立たないと思ったからです。幸いなことに彼はそれでもいいと言ってくれお付き合いに至りましたが、もしかしたらそこで終わる関係も多いでしょう。そうしたら新たな出会いを求めればいいのです。あなた自身をすべて愛してくれる人は必ずいます。自信を持ちましょう。”

習慣5「あきらめず前向きにいる」

Businessman walking with his leg up against green field under blue sky
恋活や婚活が思い通りに進まないと、どうしても心が疲れてきます。「どうせいい人はいない」というネガティブな発想をしてしまううちは、思い切って活動を休止してみるというのも大きなポイントです。そういう時は本当にいい人に巡り合えないものです。自分の好きなことをして心をしっかりと癒してから、活動を再開してみましょう。アラフォーだから出会いがないとあきらめず、地道に活動するのです。キラキラと輝いて楽しそうにしている人の周りには、必然的に人が集まってきますので、そのうち理想のお相手に偶然巡り合ったりするかもしれませんよ。

あなたはどう?恋愛を始めたい人が言ってはいけないNGワード

「誰かいい人がいたら紹介してください」

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知りあいに会うたび、「いい人いたら紹介して」という人がいます。この言葉を聞くと、どこか他人任せというか、他力本願な印象を受けますね。友人の紹介で知り合うのは人柄が事前にわかりますし、共通の友人がいるということですのでなにかと心強い面もあります。しかし最悪の場合、友人関係にひびが入ることもあるため、あまり積極的に紹介してくれる人は少ないのではないでしょうか。紹介されるのを待つより、自分で動いて理想のお相手を見つけてみたらいかがでしょう。自分の周りにはいないと初めから決めつけていると、何も動きません。積極的に行動することが魅力につながり、自然と出会いも多くなるはずです。

「ピンとこなかった」

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仮に友人が紹介してくれたとして、なんだかピンとこないこともあるでしょう。しかし決してそれを口にしてはいけません。そもそも第一印象でピンとくる人の方が珍しく、徐々に好きになる場合の方が多いですよね。結婚相手を探しているのならばなおさら、第一印象で判断するのは危険だと思います。たとえ出会った人に特別な感情を抱けそうになくても、普段通りに丁寧な接し方を心がけましょう。そこからつながる出会いもあるかもしれません。じっくり話してみると、ただシャイなだけかもしれません。前述したようにアラフォー世代の出会いは普段から接点のある人とは限りません。ある程度の時間をかけて関係を作っていくというのも、大事なことなのではないかと思います。

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アラフォー世代の恋愛は前途多難といったイメージがあるかもしれませんが、決してそれだけではありません。キャリアを積んでオトナの余裕も身につけ、若者にはない魅力があります。それを引き出せるかどうかはあなたの頑張り次第です。「アラフォーだから」と言い訳をせずに、ぶれずにしっかりと自分の軸をもってお相手を探していきましょう。そういった強く前向きな魅力は、必ず周りに伝わり人が集まるはずです。あなたにとって理想のお相手が見つかるといいですね!