大好きな彼のことを友人が良く思ってくれない、家族が交際を反対しているなどの場合、どうしても引っかかってしまうものですよね。
特に、結婚を考えている相手ならなおさら、周りの人たちにも彼のことをよく思ってもらいたいところ。
今回は、周りから彼との交際を反対された場合に考えるべきことについて解説していきます。友人や家族に好印象を与えていない彼が、本当にあなたの相手にふさわしいのかどうか、今一度見直してみましょう!

大前提:全員に祝福される関係である必要はない

初めにお伝えしておきますが、仮にあなたの彼があなたの周りの人たちから好かれていなくても、それが大きな問題であるとは限りません。
彼と一緒にいるのはあなた。彼と結婚するのはあなた自身であり、あなたの周りの人たちではありませんからね。
あなたの周りの人たち全員が100%「彼は素晴らしいパートナーだね!」と言ってくれなくても、あなたが幸せならそれでよいという考え方もあります。
最も重要なのは、あなたが幸せかどうかです。そこがブレないように注意してくださいね。

周りが彼をよく思わない理由について考えよう


人が他人に対して良い印象を抱かないときには、何かしら必ず理由があります。
基本、友人の立場なら「友達の彼氏」を否定したくはないもの。それでも良く思えない、という場合には必ず明確な理由があるのでその理由に注目する必要があります。
「なんで私の彼のこと悪く言うの?」と怒る前に、なぜその人が彼をネガティブに捉えてしまっているのか原因を探ってください。

周りと彼との接点が今後どのくらいあるか考えよう

あなたの彼に対して周りが良くないイメージを持っていても、将来的に彼があなたの周りの人たちと関わる機会が少ないのであればそれほど問題にはなりません。
例えば、ご両親が彼との交際を良く思っていないとしても、ご両親が遠方で暮らしているなど、日常的な接点がほぼないのなら、支障はそれほどきたしませんよね。
友人にしても同じです。例えばグループデートなど、彼を含めたメンバーで参加するイベントが多いなら、周りが抱く彼の印象は良いに越したことはありません。
このように、周りの人たちと彼の接点がどのくらいあるかを考えておくのも大事です。

周りの意見をないがしろにすべきでない理由

あなたの周りの人たちが彼に良い印象を抱かないのであれば、その理由を聞いてあなた自身がその意見について考える必要があります。
恋に落ちると人は皆なんとなく周りが見えにくくなり、彼の良いところばかりを見ようとしてしまうもの。
周りはいとも簡単に気づく彼の問題点でさえ、あなたの目では見えない可能性も大いにあるのです。
そのため、「周りがどう思っても私の選んだ彼だから問題ない!」と突っぱねるのではなく、一度ネガティブな意見にも耳を傾けて考えてみることを忘れてはなりません。
周りの気づきから、彼の決定的なマイナス要素が浮き彫りになることだってありますからね。現実を見ることから逃げないようにしましょう。

周りがこう思ったら危険信号!3つのケース


ここからは、「もし周りがこれらの理由で彼を嫌っているのなら、あなた自身も関係を見直したほうがいい」と言える3つのケースについて解説します。

ケース①あなた以外に対して優しさが見えない

あなたの見ていないところで、あなた以外の人に対して彼が感じ悪く接していた、失礼な物言いをしていたのが理由なら、これは問題であると捉えるべきでしょう。
あなたにはいつも優しい彼でも、あなた以外に優しさを見せられないのなら、彼は「偽りの優しさ」であなたと接しているのかもしれません。
本性というと大げさかもしれませんが、彼があなたに見せていない部分があるのは確かです。少し客観的に彼を見るよう意識してみましょう。

ケース②あなたが幸せそうでない

彼と交際し始めてからあなたが幸せそうに見えないと周りが思うとしたら、それも気になりますね。
いつも彼に泣かされていたり、喧嘩ばっかりだったりすれば、周りは「あの子大丈夫かしら」と心配して当然です。あなたも逆の立場ならきっと心配でたまらないはず。
あなたの家族も友人も、あなたが幸せそうな姿を見せていれば交際を猛反対してくることもないでしょう。
周りの人たちはあなたを大事に思うからこそ、「幸せそうでないあなたの姿」を見て彼を悪く言わざるを得なくなってしまうのです。
あなたは今の彼に満足していますか?改めて胸に手を当てて考えてみてください。

ケース③あなたの性格(習慣)が変わった

元々友人との時間を大切にしたり、趣味に割く時間を大事にしたりしていたあなたが、一切それらをやめてしまったら、周りはあなたを心配してしまうでしょう。
「え?あの子あんなに登山にハマっていたのにどうしたんだろう?」など、あなたの変わりようを心配する声も上がって当然です。
もしもあなたが、これまで好きだったことを急に全部辞めてしまったとしたら、それはどうしてでしょう。
本当は続けたかったけれど、彼との時間を優先したいから辞めてしまおうと思ったケースも多いのではないでしょうか。
あなたがそこにストレスを抱えていないのなら問題はありません。ですが、「本当はもっと好きなことやりたいのに」と自分の願望を押し殺しているのなら考えるべき。
彼があなたの趣味を嫌がるなどの理由で、あなたのやりたいことができなくなってしまうのは本来おかしなことですからね。
あなたらしくいられるか、あなたが自分自身をハッピーにできているか、一度立ち止まって考えてみてください。

まとめ


周りの人は案外とても冷静にあなたとあなたの彼の関係性を見ることができているものです。当事者であるあなた以上に、彼のことが見えているケースも少なくありません。
周りが手放しで応援してくれるような恋愛でなければならないわけではありませんが、周りの意見に少なくとも耳を傾けることは忘れずに。
もしかすると、彼の本質があなたには見えていないのかもしれません。周りの忠告を全否定するのではなく、あなた自身の幸せのために一つずつクリアにしていくことをおすすめします。

文/mayu Twitter@webwritermayu