「40代の男性って、結局みんな20代の女性が好きなんでしょう?」

――そんな声を、耳にしたことはありませんか。芸能ニュースを見れば、年の差カップルの話題ばかり。でも、実際のところ、世の中の40代男性は本当にそう思っているのでしょうか。

今回は、独身・40歳の会社員マサキさんに、ホンネで語っていただきました。同世代の恋愛に臆病になっている方にこそ、読んでほしい内容です。

芸能人の「年の差婚」、実はかなりのレアケースです


芸能人の「年の差婚」は話題になりやすく、どこか身近なもののように感じてしまいがちです。しかし、実際にはその多くがごく限られたケースに過ぎません。そうしたイメージと現実のギャップについて聞いてみました。

ニュースになるのは、珍しいことだから

――芸能人の年の差婚のニュースは頻繁に話題になりますが、マサキさんの周りではどうですか?

マサキ:正直、僕の友人でそういう人はひとりもいません。むしろ同世代同士、もしくは年下でも数歳差というカップルがほとんどです。ニュースになるということは、それだけ珍しいというだけの話だと思います。

連日報道されると、まるでそれが普通のことのように錯覚してしまいますが、実際の生活の中ではめったに出会わない光景です。

周りの友人に聞いても、年の差婚は滅多に話題になりません

――友人同士でその話題になることは?

マサキ:たまに冗談で「若い子がタイプなんでしょ」なんて言われますが、本気にしている人はいません(笑)

同年代の飲み会でも、話題に出るのはお互いの仕事や体調、たまに恋愛の話をしても「同世代の人がいい」という声のほうが圧倒的に多いです。華やかな話題だけが目立って、地味な現実は誰も報道しない。それだけのことだと思います。

「同世代に相手にされないから若い子に」なんて、勝手に決めつけないでください(泣)

――男性は若さを重視する、というイメージについてはどう思われますか?

マサキ:正直に言うと、見た目の若さより、話していて安心できるかどうかのほうがずっと大事です。年齢が近ければ、共通の話題や時代の感覚も似ています。仕事の悩みも、体の変化も、なんとなく分かり合える。会話が続く安心感には敵いません。

一緒にいて疲れない相手のほうが、長く付き合いたいと思えるというのが僕の実感です。頑張って若作りしなくていい、それだけで十分です。

――アラフォーの女性の中には、若く見られなきゃと焦ってしまう方もいます。

マサキ:それは本当にもったいないと思います。無理に若作りされるより、自分の年齢を自然体で受け入れている方のほうが、話していて落ち着きます。

「もう若くないから」と自分を卑下する必要はまったくありません。今のままの自分で、十分に魅力的だと伝えたいです。

大事なのは年齢じゃなく、「一緒にいて楽かどうか」です


恋愛において年齢差に目が向きがちですが、実際に重視されているのはもっとシンプルなポイントかもしれません。今回のインタビューでも挙がったのは、「一緒にいて無理がないか」「自然体でいられるか」といった感覚でした。

見た目より、話が合う人を選びたい

――マサキさんが恋愛相手に求めるものは何ですか?

マサキ:一番は、一緒にいて自然でいられることです。見栄を張らなくていい、無理に若く振る舞わなくていい。年齢を重ねてきたからこそ話せる悩みや価値観を、共有できる相手を探しています。年齢は数字でしかなく、大事なのは中身が合うかどうかだと感じています。だから、過去のトラウマがあっても大丈夫。ちゃんと伝われば受け止めてくれますよ。

――過去の恋愛でうまくいかず、臆病になっている女性も多いです。

マサキ:そういう方こそ、焦らなくていいと思います。過去に傷ついた経験があるなら、それを無理に隠さず、少しずつでいいので伝えてもらえたら。受け止める男性はちゃんといます。すぐに全部さらけ出す必要はありません。

時間をかけて信頼を積み重ねていくことを、面倒だと思わない人はいます。焦って動くより、自分のペースを大事にしてほしいです。

「これまでの人生」を、一緒に愛おしいと思える相手がいれば

年齢を重ねるごとに、恋愛に臆病になったり、過去の失敗を引きずったりしてしまうのは自然なことです。しかし、40代の男性が求めているのは、完璧な女性ではなく、「お互いのこれまでの歩みを、等身大で受け入れ合える関係」なのかもしれません。

僕自身、失敗だらけの人生ですから

――年齢を重ねたからこその恋愛の良さ、というのはどこにあると思いますか?

マサキ:良さなんて偉そうなことは言えないんですけど……(笑)

若い頃の恋愛って、どこか背伸びをしたり、自分を良く見せようと必死だった気がします。でも、40代にもなると、お互いに仕事での挫折とか、人間関係の苦労とか、それなりに痛みを経験してきていますよね。

だからこそ、相手の弱さや傷ついた過去を見たときに、幻滅するどころか「お互い色々あったよね」って、優しく寄り添い合える気がするんです。

カッコ悪い部分も含めてリスペクトし合えるのが、大人の落ち着く関係なのかなと思います。

僕ら40代の男も、同じようにビクビクしています

――恋愛から遠ざかっていて、自分に自信が持てない女性へメッセージをいただけますか?

マサキ:メッセージなんて大それたものは何もないです。

ただ、これだけは知っておいてほしいなと思うのは、僕ら40代の男側も、まったく自分に自信なんてないということです。「おじさんって思われてないかな」「いまさら受け入れてもらえるだろうか」って、同じようにビクビクしています(汗)

だから、完璧に振る舞おうとしなくて全然大丈夫です。ちょっと不器用だったり、緊張されていたりするほうが、僕としてはホッとします。

お互いに「格好つけずに、のんびりお茶でも飲みましょうか」くらいの、ゆるいスタートが一番心地いいんじゃないでしょうか。

まとめ

マサキさんの話を聞いていて感じたのは、世間で語られる「40代男性像」と、実際に街ですれ違う40代男性の間には、かなりの距離があるということです。年の差婚のニュースは、あくまで一部の話。

多くの男性は、同世代の女性と自然に付き合いたいと思っています。

「もう若くないから」「同世代には相手にされないかも」という不安は、想像以上に根拠のないものかもしれません。焦らず、自分のペースで、少しずつ心を開いてみる。それだけで、見える景色は変わってくるはずです。

※本記事はご本人の了承のもと、プライバシーに配慮して一部の情報を変更・再構成しています。

文/AKI