結婚を考えている方なら、一度くらいは「結婚相談所」に興味を持たれたことがあるのではないでしょうか

出会いがない、なかなか恋愛のきっかけがつかめない、そんな方にとっては、結婚相手候補との出会いをサポートしてくれる結婚相談所はとても頼れる存在であると言えます。

今回は、結婚相談所の利用者のデータを用いて、さまざまな角度から結婚相談所の気になるアレコレについて解説していきます。

この記事を読むことで、

  • どんな人が成婚しているのか
  • どんな人が不利になるのか
  • 再婚でもチャンスはあるのか
  • 年収はやっぱり低いと厳しいのか

などなど、多くの方が気になっているポイントについて正確に知ることができます。

今、結婚相談所へ入会しようか迷っている方にぜひ読んでいただきたい内容です!

※今回のデータは全てIBJ成婚白書 完全版から引用しています。

結婚相談所の最大の魅力は登録者の「真剣度」

データを解析する前に、まず大前提として知っておいていただきたいのが、結婚相談所の魅力について。

結婚相談所は婚活アプリや婚活パーティなどと違い、まとまった費用がかかるもの。

入会金や月会費、サービスによってはお見合い料や成婚料も発生します。

つまり「とりあえずやってみるか」という興味本位で登録をする人よりも、「きちんとお金を払ってでも、真剣に出会いを探したい」という想いで登録する人の方が圧倒的に多いのです。

婚活アプリなどでは、せっかく知り合って良い感じで交際に発展したとしても、最終的にお相手に結婚の意思があまりなかったため破局してしまうケースが少なくありません。

あなたが真剣に結婚相手を探すのであれば、費用がかかっても結婚相談所は十分にその価値があるサービスだと言えます。

結婚相談所の気になる特徴をデータで解説!

ではここからが本題です。

結婚相談所を通して見事運命のパートナーと出会えた人、つまり成婚退会された人の特徴を見ながら、結婚相談所の実態について解説していきます。

成婚までのお見合い回数や、学歴や年収など、5つのポイントに分けて細かく見ていきます。

ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

1.数回のお見合いで結婚相手と出会えることはほぼない

まず初めにお伝えしたいのが、お見合いの回数についてです。

結婚相談所では、お相手にお見合いを申し込み、もしくは申し込まれ、双方が同意すればお見合いが成立します。

その後お相手と実際に会ってみて、お互いに好印象なら仮交際(引き続きデートを繰り返す)に移り、結婚への決意が固まれば本交際へと移行。

まずはお見合いをしなければ始まらない、というわけですが、このお見合い回数についてはほんの数回で終わらないと覚悟しておいた方が良さそうです。

 

 

こちらのデータは成婚者についてまとめたもの。

「中央値」のところが平均ですね。お見合い回数は男性12回女性10回。

つまり、成婚者は平均して10名程度のお相手と実際にお見合いをしているということになります。

「結婚相談所に入会すれば、自分に合ったパートナー候補を見つけてもらえるからそんなにお見合いしなくてもよさそう」

と思っていた方もいるのではないでしょうか。

現実はそう甘くはありません。皆ある程度たくさんのお相手とのお見合いを経て、成婚していくのです。

2.男性は学歴が良いとかなり有利

「高学歴でなければ結婚相談所では勝てない」なんていうのは、もう昔の話だと思っている方に知っていただきたいのがこちらです。

 

 

男性成婚者の内訳を見ると、55.3%が大卒、22.3%が院卒という結果。

数字だけで見れば、約8割が大卒以上ですね。これはかなり大きな割合です。

つまり、男性で結婚相談所に入会し、成婚退会する人の8割が大卒以上、逆に高卒以下はたったの2割!

結婚相談所では、お相手の情報をデータにまとめており、女性が男性を検索する際には学歴でフィルターをかけることも可能です。

つまり「高卒は候補から外そう」などという検索の仕方ができてしまうので、どうしても学歴が低い男性は不利になります。

裏を返せば、高学歴の男性はそれだけで有利に婚活を進められるということですね。

3.「女性なら学歴は関係ない」は嘘

では、学歴が関わるのは男性だけなのでしょうか。

女性なら学歴などあまり気にされることもないのでしょうか。

答えはNOです。女性も男性同様に学歴が大きく関わってきます。

 

 

こちらのデータを見ると、女性の成婚者のうち56.6%が大卒、7.3%が院卒となっています。参考までに高卒を見てみると、8.8%と1割にも満たない数値となっています。

学歴が良い方が結婚相談所で有利になるのは男性だけでなく女性も同じであることも知っておくと良いでしょう。

4.男性なら年収500万円がボーダーライン

学歴の次に気になるのが年収と成婚率の関係。

これに関しては多くの方が「男性は特に高年収でなければ結婚相談所でうまく立ち回れない」とぼんやり理解しているかもしれませんね。

確かに、年収は結婚相談所における成婚率と大きく関わりがあります。

 

 

こちらのデータによると、男性の成婚者のうち、年収500万円台が16.2%、600万円台が20.9%、700万円台が17.4%と高い数値となっているのが分かります。

年収400万円台を見ると5.8%となっており、500万円を超えるか超えないかで大きく違うことが顕著に現れていますね。

結婚相談所でめでたくお相手と成婚し退会している人のうち、年収500万円未満の男性はたったの7.3%。

9割以上が年収500万円以上なのですから、やはり年収は高いに越したことがないということでしょう。

5.婚姻歴があっても不利にはならない

結婚相談所を利用する方の中には、婚姻歴のある方もいます。

多くの方は「やっぱりバツイチとかだと厳しいんだろうな」と結婚相談所で婚姻歴があるとなかなか相手も見つからないのでは?と思っているかもしれません。

しかしながら、この点においては希望の持てるデータがあります。

 

 

このデータを見てみると、例えば男性においては、男性会員全体に占める再婚を目的とされている方の割合は13.67%。

100人中13〜14人がバツイチ(離婚もしくは死別など)です。

さらに男性の成婚者の内訳を見てみると、バツイチの方の占める割合は16%。

ということは、バツイチの男性の成婚率は決して低くないといえます。

女性に関しても同じようなデータとなっていますね。

女性会員全体に占めるバツイチ女性の割合が11.06%。

成婚者に占めるバツイチ女性の割合が11.79%ですから、女性においても婚姻歴が足かせになっているとは到底思えません。

これまで「婚姻歴があるから、お金を払って結婚相談所に入会しても期待できないだろうな」と思っていた方にとってはとても嬉しい統計結果ですね!

まとめ

結婚相談所は、本気で結婚相手を探したい方にこそおすすめしたいサービスです。

しかし、良くも悪くも「結婚相談所で勝てる人」には特徴があります。

あなたがもし、結婚相談所で成婚しやすい人の特徴である「高収入・高学歴」などに当てはまっているのであれば、ぜひ前向きに結婚相談所をご検討ください。

逆に、この記事を読んだことで「私にはあまり結婚相談所は合わないのかもしれない」と思った方もいるかもしれません。

しかし、統計結果はあくまでも平均的なもの。

「一般的に不利」だとされる方の中にも、結婚相談所で見事幸せを手に入れた方はたくさんいます。

悲観的に考えるのではなく、不利であることを踏まえた上で、あなたらしさを100%アピールすることにフォーカスしてみてくださいね!

 

 

文/mayu Twitter@webwritermayu