第一印象の7～8割を決める髪型。でも、白髪や薄毛、ハリ・コシ不足など、50代女性の髪の悩みはいっぱい！そんな悩みを一挙解決！上品でナチュラル、そして若見えを叶える50代の女性におすすめの髪型を紹介します！
タイプ別オシャレに見える50代の髪型とコツ
【ショート】トップはふんわり、50代のエレガント・ショートヘア
手入れが簡単で、アクティブな印象になるショートヘア。しかし、広がりを気にして、髪をすき過ぎると、ベッタとつぶれてしまうので要注意です。広がりにくさとボリュームを両立させることが、50代のショートヘアの若見えポイントです。髪が細かったり、量が少ない方は、トップにパーマをかけるのもおすすめです。襟足はスッキリ、トップはふんわり丸みを出したフォルムでエレガントなスタイルに！トップにボリューム感と動きが出て、あごのラインもスッキリ見える効果があります。前髪は、眉のラインでラウンドで流してエアリー感を出してみましょう。カジュアルはもちろん、着物にもピッタリの50代ならではのショートヘアを楽しみましょう。
【ボブ】年代問わず人気のボブ。50代に似合うのは
上品で知的な雰囲気漂うボブは、幅広い年代に人気です。50代のボブスタイルは、ラインやカラーの色を間違えると、地味で暗い印象になってしまいがちです。コシ不足の方は、つぶれてしまうこともあるので、グラデーションカットで丸みのあるひし形シルエットにして、ストンと落ちて平坦な印象になるのを避けましょう。ツヤ髪が自慢の方は、美しいツヤ感が引き立つ前下がりのボブがおすすめです。カラーは、黒だと重い印象になってしまうので、アッシュブラウンなどのカラーリングでツヤを出すのが若見えのポイントです。
【ミディアム】華やかで軽やかな50代に似合うミディアムヘアは？
女性らしさを演出するならミディアムヘアがおすすめです。長さを活かして、ハーフアップなどさまざまなアレンジを楽しめるのもミディアムヘアの魅力ですね。若見えするミディアムヘアなら、レイヤーを入れて、あごの下にくびれを出すスタイルはいかがでしょうか。軽やかで華やかな雰囲気が素敵です。デジタルパーマをかけると、毛先に動きが出てより軽やかな感じになります。上品な雰囲気を出したいのなら、毛先にボリュームを残したAラインのミディアムボブがおすすめです。毛先は、ヘアアイロンで内巻きにし、軽さと動きを出します。パーティーなどでは、前から後ろに流すリバース巻きで、華やかな雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。
【ロング】50代だからこそ、自分らしいロングヘアを楽しみたい
50代のヘアスタイルで一番難しいのがロングヘア。しかし、ツヤ感と毛量のバランスさえバッチリだったら、50代ならではの大人の色気と華やかさを楽しめるのもロングヘアの魅力です。長さや前髪・サイドの流し方、ウェーブのつけ方など、自分らしさを引き出すスタイルを見つけましょう。50代のロングヘアのポイントは、レイヤーの入れ方です。顔回りやトップなど、髪質や顔型、長さに合わせたレイヤーで、軽やかさやボリュームを出しましょう。ダウンスタイルだけでなく、アレンジひとつでさまざまなシチューエーションに対応できるのがロングヘア。ゆるく低めに結ぶ大人のポニーテルや編み込みなどのヘアアレンジを楽しむのなら、シュシュやバレッタ、飾りゴムなどヘアアクセは、ワンランク上のものを選んでくださいね。
薄毛とクセ毛には、パーマがおすすめ！
50代になると薄毛とともにクセ毛も気になり始めます
髪が薄くなったり、細くなることで、クセ毛に悩まされている50代の方がたくさんいらっしゃいます。髪にボリュームのあった頃にはわからなかったクセが出てくるからです。薄毛とクセ毛の悩みを解決するならパーマがおすすめです。
ゆるふわパーマやクセ毛を生かしたパーマでお悩み解決！
薄毛やクセ毛に悩んでいる方には、パーマがおすすめです。最近のパーマの薬剤は、髪にとても優しいので白髪染めなどカラーリングもしないといけない50代の髪にも安心です。今まで、ダメージが怖くてパーマを避けていた方も、最新のゆるふわパーマでボリュームアップしませんか。お手入れも簡単で、自宅での再現性も抜群！全体的に優しい印象の若見えスタイルに変身できます。クセ毛のひどい方は、ストレートパーマだけでなくクセを生かしたウェーブを楽しめるパーマを楽しんでみてはいかがでしょうか。
お手本にしたい50代芸能人の髪型５選
芸能人名①「黒木瞳」
https://www.instagram.com/p/BMjShaYBChM/?taken-by=hitomikofficial
50代を代表する美魔女と言えば、黒木瞳さんですね。 彼女の上品な髪型は、30代の頃から、ずっとアラフィフ世代の憧れです。50代になってからは、ショートボブが定番になった彼女の髪型、演じる役柄に応じて、ふわっとパーマを入れたり、ウルフカットで毛先に動きを出したり、前髪の長さや襟足などのアレンジでさまざまな素敵なショートスタイルを見せてくれます。現在出演中のドラマ「就活家族」では、きちっとした分けたセパレートの前髪のショートボブです。彼女の髪型の魅力は、手入れの行き届いたツヤ感のある黒髪。地味な印象になりがちなシンプルなショートボブも、彼女の美貌とツヤツヤした黒髪で、上品で若見えしますね。
芸能人名②「石田ゆり子」
ドラマ「逃げるが恥だが役に立つ」で、アラフィフとは思えない透明感と若々しさで、最注目の石田ゆり子さん。インスタグラムにアップされる彼女のナチュラルなライフスタイルやファッションは、幅広い世代の女性から支持されています。彼女の髪型は、上品な大人可愛いボブ。短すぎずワンカールして肩にかからないややミディアムな長さが特徴です。髪質によっては、毛先に軽くパーマをかけて動きを楽しんでみてください。前髪は、長めでサイドに流すスタイル。時には、片方だけ耳にかけて、エレガントな雰囲気を出してみましょう。カラーリングは、明るすぎないダークブラウンで、落ち着いた印象にします。
芸能人名③「賀来千賀子」
20代からその長身と美貌で、モデル・女優として活躍してきた賀来千賀子さん。最近では、サプリメントのコマーシャルやアラフィフ向けファッション誌「HERS」の表紙を飾るなど、50代を迎えても変わらぬ華やかな美しさで人気です。美しいだけでなく健康的な溌剌とした印象を与えるのは、髪型によるものが大きいですね。ゆるふあパーマのショートヘアに、短めな前髪、外はねの襟足が、50代とは思えない軽やかさを表現しています。サイドを内巻きにしてボリュームをもたせたり、前髪のアレンジを変えるなど、さまざまなバリエーションも楽しめます。デニムなどのカジュアルなファッションから、ドレス、着物などエレガントな装いまで幅広く対応できる髪型です。
芸能人名④「原田知世」
石田ゆり子さんと同じくアラフィフになっても10代の頃と変わらぬ透明感を醸し出す原田知世さん。原田知世さんといえば、ショートヘア、というイメージですね。ブレンディのコマーシャルやドラマ「紙の月」での、キュートで清潔感あふれるショートヘアがお似合いです。昨年、話題となった斎藤工さんと共演したドラマ「運命に、似た恋」では、めずらしくミディアムヘアで登場しています。ゆるふあパーマのミディアムヘアが、いつまでもどこか少女の面影を残す女性というイメージにピッタリでしたね。サイドの髪をまとめて、ハーフアップにしたスタイルも、上品で可憐な印象です。
芸能人名⑤「鈴木保奈美」
子育てから復帰し、近頃はドラマの主演などで活躍中の鈴木保奈美さん。20代の頃のきりっとしたショートヘアは、みんなの憧れでしたね。最近の髪型は、上品なキレイめのミディアムヘア。主演ドラマ「ノンママ白書」では、センターパーツの前髪に、ワンカールした内巻きのミディアムボブが上品で、いかにも仕事のできる知的な女性という雰囲気です。サイドを流したり、襟足をまとめたアップなど変化をつけることで、ドレスや着物にも合う髪型です。冠婚葬祭、パーティなど華やかな場に、出かけることが多い50代の女性におすすめです。
失敗したくない！髪型に迷ったら
自分の顔型やスタイルに合う髪型と不向きな髪型を知ろう
丸型や卵型など、人によって顔型は千差万別。同じ髪型でも、小顔に見えたり、大きく見えたりすることもありますね。あごのラインやほほ骨の張り方も、似合う髪型を決める重要なポイントです。背の高さなど、身体全体のスタイルも大切。丸型で背の低い人が、ロングヘアにしたり、反対に卵型で背の高い人が、トップにボリュームのあるショートヘアにすると、とてもアンバランスですよね。顔型や身長などの身体全体のスタイルと自分のなりたいイメージをすり合わせながら、似合う髪型を探してみましょう。
ヘアカタログを利用して美容師さんに相談するとよりイメージが伝わりやすい
ヘアサロンに行っても、初めてだから言いにくかったり、通いなれてるゆえに「いつもと同じで」と言ったり、本当はなりたい髪型の希望ってなかなか伝えられませんね。でも、美容師さんの立場としては、希望の髪型を言ってもらうほうが助かります。自宅で、事前にヘアカタログで探したり、予約時間より早めにヘアサロンに行って、じっくりお店のヘアカタログを見て、希望のスタイルを探してみましょう。こうしたいという髪型を美容師さんに具体的に提示することで、似合うかどうか、髪質的に無理とか、パーマをかけたほうが良いとか、美容師さんから、具体的なアドバイスを受けられます。
雑誌やテレビなどのビフォー・アフター企画を見て、「これは、私には無理」、「テレビや雑誌だから上手に見せているだけ」とか思っている方が多いのではないでしょうか。上手に美容師さんとコミュニケーションがとれなかったり、希望のイメージや髪型を伝えられなくて、新しい髪型への挑戦に躊躇してしまっているではないでしょうか。技術もどんどん進化して、パーマ、カット、カラーリング、髪質改善など、昔はできなかった髪型に挑戦できるようになったこともたくさんあります。なりたい髪型を見つけたら、積極的に美容師さんに要望を伝えたり、「どんな髪型が自分には合うか」と積極的に相談して、もっと上手に美容師さんとコミュニケーションをとれば、自分に似合う若見えする髪型が見つかるはずです。ぜひ、年下女性から憧れられるステキな50代に変身してくださいね。
