30代、40代になると、周りの友人たちは次々と結婚し、家庭を持ち、子供を育てている。そんな姿を見ていると、ふと「自分だけが取り残されてしまったのかも」と感じてしまうこと、ありませんか?

恋愛も結婚もしたい気持ちはある。でも、「もう今さら…」と自信を失っていたり、「いい人がいない」と出会いをあきらめてしまったり…。

そんな風に気持ちが前に進まないこと、きっと誰しもが経験しているはずです。

でも、そんな30代、40代の女性たちに伝えたいのは、結婚していないからといって、決して「負け組」ではないということ。むしろ、あなたの人生は、ここからが本番。これまでの経験を力に変えて、自分らしい幸せを見つけていくステージに立っています。

今回は、自分だけの幸せに気づくためのヒントを7つに分けてご紹介します。

自分だけの幸せに気づく7つのヒント


30代、40代の女性に伝えたいのは、結婚していないからといって、決して「負け組」ではないということ。

「結婚していない=負け組」なんて時代錯誤な考えは、もう捨てましょう。

あなたの人生は誰かと比べるものではなく、あなた自身が主人公です。

ここからは、自分だけの幸せに気づくための7つのヒントについて詳しく解説していきます。

1.「普通」や「常識」の呪いを手放す

「30歳までに結婚しなきゃ」「子どもは2人ほしいから35歳までに」そんな普通や理想の呪いに、知らず知らずのうちに縛られていませんか?

そもそも、普通って一体誰が決めたものなのでしょう。

世間の常識は、時代や文化によって変わるものです。社会や親、周囲の価値観によって作られたその基準は、必ずしもあなた自身にフィットするものではありません。

人生にはいろんな形があります。結婚する人生も素晴らしいけれど、独身で自由に生きる人生もまた豊かで尊いもの。

時代は常に変化しています。「女性は結婚して子どもを育てるべき」という価値観から解放され、女性が自分らしく生きる選択肢が増えています。

他人の物差しではなく自分の心地よさを大切にしましょう。

2.比べる相手を他人ではなく過去の自分にする

SNSを開けば、キラキラした結婚生活や子どもの成長記録、家族旅行などの幸せそうな投稿が目に飛び込んできます。

そんな中で「私だけひとり…」と落ち込んでしまうこともあるでしょう。

でも、それらはほんの一部の切り取りにしかすぎません。

人は誰でも見せたい部分を選んで発信しているので、キラキラした面の裏側にある苦労や悩みは見えにくいものです。

SNSを見て落ち込みそうになったら、他人と比べるのではなく、過去の自分と比べてみましょう。

一年前の自分、先月の自分、昨日の自分よりちょっとでも前に進めていたら、それは立派な成長の証。

・早起きして朝の時間に余裕が持てた
・気になっていた本を読み終えた
・いつもと違うカフェに入ってみた

そんな小さなひとつの積み重ねが、やがて大きな自信となってあなたの魅力をさらに引き出してくれます。

3.ひとりの時間を楽しむ力は人生最強の武器になる

「ひとりでいること=寂しいこと」と思っていませんか?

実はひとりの時間を楽しめる力は、人生において非常に大きな強みです。

誰かに合わせることなく自分のペースで過ごせる時間は、心を整え、自由なアイディアを生む大切な機会です。
たとえば、

・ひとりで公園に行って季節の移ろいを楽しむ
・話題の映画を観に行ってみる
・思い切ってひとり旅に出てみる

ひとりの時間を通して、自分の好きなものや心地よい過ごし方が見えてきます。

そして、自分と良い関係を築けるようになると、他人との関係にも余裕と優しさが生まれてきます。

誰かと一緒じゃないと楽しめない」から「自分ひとりでも楽しめる」にシフトすることで、他人に依存せず、芯のある魅力を放てるようになります。

ひとりの時間を楽しむあなたの魅力に、自然と惹かれる人がきっと現れてくるはずです。

4.心がときめく小さな目標を持つ

「何のために頑張ればいいかわからない」「毎日がただ過ぎていく」そんな風に感じるときこそ、心がときめく小さな目標を立ててみましょう。

恋愛や結婚に関係のないものでかまいません。むしろ、「これをやってみたい!」と純粋に心が動くことが、原動力になります。

・海外旅行のために語学の勉強をしてみる
・ずっと気になっていた趣味や習い事に挑戦してみる
・ジムやヨガに通って体と心を鍛える
・全力で推し活をして日々の活力にする

自分の心が動く瞬間を積み重ねることで、人生はどんどん色づいていきます。

誰かの人生に乗っかるのではなく、自分の人生を自分で豊かにしていくことが本当の自信と魅力につながっていきます。

5.本音を言える人をひとり持つ

どんなに前向きに生きていても、不安になったり、自信を失ったりすることがあります。

特に気持ちが不安定になったとき、そっと話を聞いてくれる存在がいるだけで心が軽くなった経験があるでしょう。

家族や友人、時にはカウンセラーのような専門家でもかまいません。自分の本音をさらけ出せる安全な場所があることは、人生を穏やかに前向きに生きるための大きな支えになります。

「がんばりすぎないでいいよ」「あなたのままで大丈夫だよ」と受け入れてくれる存在がひとりいるだけで、日常の景色が変わって見えるはずです。

6.幸せそうに見える人も実は悩んでいる

どんなに華やかに見える人でも、誰もが心の奥には言えない悩みや葛藤を抱えています。

結婚していても、子育てしていても、必ずしも幸せとは限りません。

夫婦関係の悩み、育児のストレス、将来への不安など、それぞれに悩みがあるもの。幸せそうに見える誰かも、あなたのことを羨ましいと感じているかもしれません。

人は皆、表に見えない部分を抱えて生きています。

大切なのは「自分はどう生きたいか」という問いに正直になることです。

7.幸せは未来ではなく今ここにある

「恋人ができたら毎日が楽しくなる」「結婚できたら幸せになれる」そんな風に幸せを未来に預けていませんか?

もちろん、夢や希望を持つことは素敵なことです。でも、そればかりに気を取られていると、今この瞬間にある幸せを見逃してしまいます。

「朝、丁寧に淹れたコーヒーが美味しかった」「ベランダに咲いた花を見て嬉しくなった」「友人との何気ないLINEに笑った」など、幸せは日常の中にそっと存在しています。

幸せになるために何かを手に入れるのではなく、すでにある幸せに気づくこと。

日常の小さな幸せに気づける感性が、人生を豊かにしてくれる大切な鍵になります。

まとめ

「結婚していない=負け組」なんてもう過去の話。

今は、どんな人生も自分らしく選んでいける時代です。あなたは、自分の人生を自由に選び、楽しむ力を持っています。周囲と比べる必要はありません。焦ることも、自分を責めることも必要ありません。

恋愛や結婚は、人生のゴールではなくあなたの人生を彩る選択肢のひとつです。必要なときに、必要な人と自然に出会えればそれで十分。

どんな状況にあっても、あなたらしい幸せはきっとあります。

あなたがあなたらしく、心から「これが私の幸せ」と感じられる瞬間が、今日もひとつでも多く訪れますように。

 

文/Miwa