こんなに彼のために尽くしているのに恋愛がうまくいかないのはなんでなの?
と不思議に思う女性は多いのではないでしょうか。
今回のテーマは「尽くしすぎる女性がなぜ幸せになれないのか」。
男性なら誰でも尽くしてくれる女性を求めていると思いきや、案外現実はそうでもありません。
今回の記事では、なぜ尽くしすぎると恋愛関係が破綻しやすくなるのか、その主な原因について解説していきます。
「尽くしすぎて疲れてきた‥」という女性にこそ見ていただきたい内容が満載ですよ!
「相手に尽くす」とはどのようなことか
今回の記事のテーマとして取り上げている「尽くす女性」ですが、まずはこの記事で言うところの「尽くす」とはどのようなことなのかを明確にしておく必要がありますね。
この記事では、女性の以下のような行動を「相手に尽くしている」と意味しています。
- 同棲中の彼の身の回りの世話(掃除洗濯など)を率先して行う
- 彼が喜びそうなものを頻繁にプレゼントする
- 彼の行きたい場所に行きたくなくても進んでついていく
- 彼の気分に合わせて行動する
挙げればキリがないのですが、例を挙げるならこのような感じでしょう。
これらの「尽くす行動」をする女性は、その程度によっては大きなリスクを抱えることになるので要注意です!
「尽くす女」が必ず彼に選ばれるとは限らない
先にお伝えしておきますが、あなたが「彼と将来結婚したいから」という理由で、彼にとことん尽くしても、彼があなたを生涯のパートナーにしたいと思うとは限りません。
男性が結婚したい!と思うとき、その女性が尽くしてくれるからという理由であるケースは確かにあります。
ですが、多くの場合「尽くしてくれるから」というだけの理由で、男性は結婚を決めません。
その良い例がこちら。(筆者の友人の体験談です)
4年付き合った彼(同棲していた)がいましたが、「将来を考えられない」つまり結婚できないという理由でフラれました。同棲中は私が家事を全て完璧にこなしていましたし、自分ではこんなに尽くす女は他にいないだろうとさえ思っていました。
結果、別れた後に彼はすぐ彼女を作り交際半年でプロポーズしたと人づてに聞きました。
しかも、その新しい彼女はかなり自由奔放な女性らしく、料理は一切せず外食かデリバリーばかり、掃除や洗濯はむしろ彼の方が頻繁にしているという話を聞いて衝撃。
私の苦労はなんだったんだろうと混乱してしまいました
この彼女は本当にしばらく失恋の痛手から抜け出せずに苦しんでいました。
実はこのような「尽くしまくったのにフラれる」ケースは珍しいことではありません。
一体なぜこの男性は、尽くしてくれる彼女の元を去り、自分が尽くさなければならないような女性との結婚に踏み切ったのでしょう。
尽くす女性は最終的に選ばれにくい5つの理由
ここからは、尽くす女性が幸せになれない、最終的に生涯のパートナーとして選ばれない理由について紹介していきます。
理由は大きく5つ。男性心理がとてもよく分かる内容になっているので、ぜひしっかり読んでみてくださいね!
理由①彼が彼女を母親のように感じてしまう
身の回りの世話をせっせと焼く女性は、確かに男性にとってはありがたい存在です。
しかし、そうは言ってもあまりにも世話を焼かれると、だんだんと煙たくなってしまうのが男性の本音。
脱いだ服をそのあたりに放置していく彼の隣で、即座にその服を拾い集め洗濯機のもとに運ぶ彼女。
この光景はまるで親子でしかありませんよね。
彼にとっても、だんだんと彼女の存在が母親のように見えてしまい、女性としての魅力を感じにくくなってしまうケースは少なくありません。
理由②尽くす側の期待が大きくなり不満が募りやすい
彼に尽くしてばかりいると、彼女の中に「私はこれだけのことをしているのだから、彼にも尽くしてもらわないと割に合わない」という気持ちが生まれてくるもの。
実はこれは非常にキケンなケースで、少しでも当てはまっていると感じる方は、すぐにでも変わる努力をすることをおすすめします。
ここでの最大の問題は、「勝手に尽くしておきながら見返りを求めている点」にあります。
尽くす女性の多くは、「彼に何も言われていなくても、勝手に自分から彼に喜ばれる行動をとる」人たちです。
彼からしてみれば、「別にやらなくてもいいのにな(やってくれるのはありがたいけど)」、という感じなので、決して強要する気は微塵もありません。
言い方はキツいかもしれませんが、「あなたが勝手にやっていること」なので、それに対するご褒美を求めるのはちょっと筋違いなんですね。
尽くすのであれば見返りは求めないこと!
ですが、これは相当難易度の高いことです。
だからこそ、尽くしすぎるのをやめて、自分自身が無理をしない程度に留めておくのが無難ですね。
理由③彼と彼女の間に上下関係ができてしまう
当然ながら、彼に尽くして彼の言いなりになっている状態が長く続けば、あなたは彼の奴隷のような存在になってしまいます。
言い方は極端ですが、まんざら大げさでもありません。
彼が「今日は出かけたくない」と言えば、あなたがどれだけ楽しみにしていた休日のデートでも、「そっか。じゃあ家でゆっくりしよう」と合わせる彼女。
聞き分けが良いのは悪いことではありませんが、言いたいことも言えない関係では、あなたの限界がいつか必ず訪れます。
恋人関係は対等であるべき!
彼とあなたの間に上下関係ができていると感じるのなら、危険信号ですよ!
理由④彼が彼女を追いかける必要がなくなる
尽くす女性が男性から去られてしまう原因の一つに、「追いかける必要が一切なくなってしまうから」という点が挙げられます。
恋人同士なのですから、追いかけるなんてことはそもそもする必要がないのですが、それでも多少の危機感のようなものは恋愛において必要な要素。
尽くしてくれる彼女は、決して自分の元を去ることはないだろうと甘く見られてしまいがち。
男性はその状況にあぐらをかいてしまうようになり、なんとなくマンネリを感じやすくなってしまいます。
理由⑤彼女側の自己肯定感がどんどん低くなる
尽くす女性の多くは、「自分は尽くすことで彼に恩恵を与えられている」と思うようになります。
これがさらにエスカレートすると、「彼に尽くすことで自分の価値を保つことができる」という良くない考え方になってしまうのが、尽くす女性の典型ですね。
自己肯定感という言葉を耳にしたことのある人は多いと思います。
自己肯定感とは、自分自身を肯定すること、自分の価値を認めることです。
尽くす女性の自己肯定感は平均して大変低いように見えますね。
自分自身の価値を測るものさしが、もはや「彼にどれだけ尽くせているか、彼の役に立てているか」という、いわば他人軸になってしまっていると、どうしても自己肯定感は低くなってしまうものです。
自己肯定感が低くなってしまうと自分に自信が持てなくなっていることから、相手への依存も強くなってしまいがち。
結果的に男性に「重い」と思われてしまうことが多いため注意が必要です。
まとめ
今回は、「尽くしすぎはキケン」というテーマでした。
もちろん、相手を思い、相手に喜んでもらうための行動自体は素晴らしいものです。
ただ、相手に尽くすあまりに自分を犠牲にしてしまっては元も子もありません。
尽くしすぎることが原因で、恋愛関係がうまくいかなくなることは案外とても多いので、少しでも思い当たる方は気をつけた方が良いでしょう。
大切なのは、あなた自信が幸せであるかどうか。
あなた自身を押し殺してまで相手に尽くしたところで、いずれあなたが辛くなってしまうのは目に見えています。
もっと自分中心に、あなた自身のために生きてみることで、うんと楽になれるはずですよ!
文/mayu