女性が感じる恋愛に関する不安。年を取るにつれて不安など感じにくくなるのかなと思っていたら、案外30歳を超えても40歳になっても不安な気持ちは消えるものではありません。
今回のテーマは、恋愛における不安への対処方法についてです。
結論から言うと「男性は放っておくに限る」という内容なのですが、根拠はちゃんとあります。
- 彼の気持ちが分からない
- 愛されてるか不安
- 彼が電話に出ないことが増えた
など、モヤモヤを抱える恋する女性に読んでいただけると幸いです。
恋愛関係の9割は女性の自爆で破綻している?!
過去に一度、恋愛カウンセラーの男性に話を聞く機会があったのですが、その時に言われて今でも忘れられないことがあります。
それは「女性がパニックになって自爆しなければ、ダメになった恋愛の9割は救えたはず」という言葉。
つまり、もっと分かりやすく言い換えると「女性の自爆で別れるケースが9割」ということになります。
もちろん正確なデータではないかもしれませんし、そのカウンセラーの体感値であるのは確か。
しかし、そのカウンセラーは今推定60代くらいのそれはもうベテラン中のベテランで、これまでに数え切れないほどの恋愛カウンセリングを行っているエキスパート。
信憑性はありますよね。
女性が自爆して別れる3つのお決まりパターン
女性が自爆した結果、恋愛関係が破綻するというのは、具体的にどのようなことを言うのでしょう。
ここで具体例を3つ挙げていきます。
パターン①浮気を疑う
一つ目はお決まりの「浮気疑惑」です。
最近急に休日出勤と言って、休みの日も仕事に行く彼。急に増えた仕事アフターの飲み会。
彼女と過ごす時間が極端に減ってしまったことを不審に思った彼女は彼の浮気を疑い始めます。
本当に仕事に行っているのか、こっそり後をつけてみたり、財布の中のレシートを彼の目を盗んであさってみたり、携帯を勝手に見たり‥。
このような行動が彼にバレると、彼女は言うでしょう。
「だって不安だったんだもん。いきなり残業とか飲み会ばっかりで女の人がいるんじゃないかって思ったのよ!」
寝る間も惜しんで仕事に明け暮れ、疲弊しているところに彼女からのその一言。
これだけで一気に関係が悪化し、彼の気持ちは離れていくケースは少なくありません。
パターン②不安爆発で泣きわめく
二つ目は、不安を理由に泣きわめくパターン。
交際期間が長くなってきて、毎日LINEのメッセージや通話をしていたカップルがだんだんそのペースを崩し始めることがあります。
彼としては「ただ疲れていた」「かけ直そうとしたら忘れてしまって寝落ちした」だけの話。
しかし彼女にとってはオオゴトなのです。
「私のこともう好きじゃないんでしょ‥」と人生おしまいのような表情で彼に泣きつき、なぜそう思ったかを延々と説明する彼女。彼にしてみれば寝耳に水です。
普通に生活していたら、いきなり不安だと泣かれ責められた‥。
こうなってしまっては彼の方も彼女を鬱陶しく思うでしょう。気持ちは確実に冷めていってしまいます。
パターン③彼の気持ちを確かめようしすぎる
三つ目は、女性がやりがちな「相手の愛を確かめようとする」行動が行き過ぎるパターンです。
付き合っていると、毎日「好きだよ」「愛しているよ」なんて言わなくなることの方が自然なのですが、女性はこれに納得いきません。
特に、日頃から愛情表現があまりできない男性(割合としては多いですが)を恋人にすると、彼女の方は頻繁に不安を感じるようになります。
そして、彼の気持ちを確認するために「私のこと好きなの?」「私のこと好きだったら普通もっと優先してくれるものなんじゃないの?」などの意味のない質問や要求をし続けます。
彼としては彼女との関係が落ち着いてきて、居心地が良くなってきた頃。
なのに、彼女が気持ちを確かめるような「テスト」ばかりをしてくるとなると面倒に感じても仕方ありません。
男性が求めるのは「癒し」であることを忘れてはいけない
例のカウンセラーはこうも言っていました。
「女性っていうのはね、男性の癒しなんだよ。彼女がいるから癒される、彼女と話すと元気になれる、相手がそう思わなくなったら終わりです。」
確かに男性は女性が泣いたりわめいたりするのを極端に嫌がります。
早い話が「ウザイ」のでしょう。
熟練の男性恋愛カウンセラーが言う通り、彼女や奥さんの存在は男性にとって癒しであり、いざこざばかり起こるようになるくらいなら、そんなパートナーはいらないのです。
別に毎日ニコニコしなきゃいけない、とまでは言いません。
ですが、必要以上に波風を立てるのは本当にやめた方がいいということです。
「え?このくらいでそんなに嫌がるの?」と女性がびっくりするほど、男性は責められたり泣かれたりすることに対する耐性が弱いと思っておいた方が良いでしょう。
あなたはどうでしょうか。彼の癒しになれていますか?
不安を感じたら「彼を放置する」こと!
今回のテーマでもある、恋愛に関する不安の対処法については「放置」がカギです。
放置するとはどういうことか、ここで具体的な3つの放置術を紹介します。
連絡のペースが減ってきたとき
特に遠距離カップルにとっては連絡頻度がかなり重要です。
毎日のように連絡を取るカップルが、いきなりそのペースを乱すとき、原因は多くの場合男性側にあります。
- 仕事が忙しく心に余裕がない
- 趣味にハマっている
- 一人の時間が欲しい
などの理由で、男性が彼女へ連絡を取る頻度を減らすことは珍しいことではありません。
この時に絶対やってはいけないこと、それは「何度も電話する」「返信が来ていないのに重ねてLINEを山ほど送る」こと。
そうではなく、放置しましょう。放っておくのです。
彼はあなたのことが嫌いになったわけではありません。
ほとんどの場合、少し期間が過ぎればまたいつものペースに戻り、毎日当たり前のように連絡してくるようになるのです。
彼があまり構ってくれなくなったとき
一緒にいてもあまり会話が弾まず、あまり楽しそうにしない彼。
彼女の立場からすると「何?私のこと好きじゃなくなったのかな、もしかして冷めた?」とパニックになりがちです。
男性は基本的に波がある生き物なので(女性もですが)、彼女にべったり構いたいときもあれば、全然そんな気持ちにならないときだってあるのです。
このときあなたが「ねえ、一緒にいても楽しくないの?それなら帰るけど」と怒ったとしたら、彼の方は「そんなふうに思うなら帰っていいよ」と言うかもしれません。
当然頭にきますよね。
だってあなたは「そんなことないよ!」と寄り添って抱きしめてくれる彼を想定してふっかけているのですから。
あなたがここでやるべきなのは、放置です。
一緒にいても楽しくなさそうならあなたもあなたのことをするのです。
本を読んだりYouTubeを見たり「ちょっと買い物に行ってくるね」と一人で出かけたり。
そうすればケンカになることもありませんし、あなたの気も紛れます。
むしろ彼の方からあなたを気にかけてくれるようになりますよ。
彼が仕事ばかりに明け暮れているとき
朝も早くから夜遅くまで、休みの日も働く彼。あなたとの時間を楽しく過ごす時間的余裕はもちろんありませんし、精神的余裕もありません。
実は「仕事で忙しい彼が構ってくれず自爆して別れる」というケースはものすごく多いと聞きます。
なぜなら、男性にとって仕事は一番重要で大切なことだからです。
仕事よりも彼女が大事と本気で思っている男性は少ないです。
仕事が順調に進んでいて、初めて彼女や奥さんを大事にできる心の余裕が持てるのが男性です。
なので、仕事を邪魔する女性は男性から確実にフラれると思った方が良いです。
ここでこそ、放置が最善の策。むしろここぞとばかりにあなたの好きなことに思う存分打ち込む時間にしてください。
彼はきっとそんなあなたを見て、
- こんな彼女だから俺も仕事が存分に頑張れるんだ!
- 寂しいとか言わず我慢してくれてありがとう!
- 結婚するならやっぱりこいつしかいないな!
などと密かに思うのです。放置するだけで彼の中のあなたの株は爆上がりします。
放置することが難しい理由とその解決策
ここまで読んでみて、あなたはもしかすると「いや、放置するとかできないし、そもそもできてたらこんなに悩んでない!」と思ったかもしれません。
多くの女性は放置することが苦手ですし、放置する以外の解決策を見出そうとしがちです。
でも、何度も言いますが「放置すること」が最善なのです。
というわけで、放置が難しい理由と、放置できるようになるための解決策について解説します。
理由:不安になる原因を彼のせいにしているから
彼からの連絡が減ったり、なんとなく冷たい態度を取られたりすると、女性は不安になるものです。
しかし、不安になる理由は彼にあるわけではなく、あなた自身の中にあることに気づく必要があります。
彼のちょっとした言葉や態度で毎回不安になるのは、そもそもあなたが「愛されている自信」を十分に持っていないからです。
心のどこかで「私はいつか捨てられるんじゃないか」とビクビクしていれば、ちょっとしたことも不安要素になるでしょう。
逆に「まあ、彼は私のことをちゃんと想ってくれてるからね」と構えていれば、些細なことで不安になることはありません。
不安を毎回彼のせいにしているから、原因である彼本人にあなたの不安を解消してもらおうと考えるのです。これでは放置なんてできるはずがないですよね。
解決策:自分で解決することを覚える
ではどうすればいいのか。答えは簡単です。
「自分が不安になっているのだから、自分でまずは解決する」ことを覚えるのです。
彼の方はいたって普通で、別にあなたとの関係がうまくいっていないなど微塵も思っていない場合が多いです。男性なんてそんなものです。
そこであなたが泣きわめき「不安で辛いのよ!どうにかして!」と騒いだら面倒で仕方ありませんよね。
いい大人なのですから、自分で解決することを癖づけましょう。
多くの場合、不安な気持ちは少し時間をおくと収まりますし、気分転換に出かけて美味しいものを食べてみたら気にならなくなることも多いです。
そんなふうに「まずは彼に言わず自分で対処する」ことを徹底していくうちに、彼を放置する術をマスターすることができます。
結果、そうこうしているうちに彼の忙しい時期も過ぎ去り、またあなたにたくさんの愛情を注いでくれるようになるものですよ。
まとめ
女性がことを荒立てるから恋愛関係が破綻する、というのは確かに言えていると思いましたね。
実際、本当に深刻な問題(本当に気持ちが冷めた、浮気した)などがあるケースはかなり稀です。
私たち女性がもっと楽に、どんと構えて相手のことを放置するくらいになれば、男性側もきっと今以上にハッピーになれるでしょう。
意識的に「放置」を心がけることが、恋愛の長続きの秘訣ですよ。少しずつでも取り組んでみてくださいね!
文/mayu @webwritermayu