30代あたりから金銭的・時間的余裕が少し増え、海外旅行にハマる方が増えている印象ですが、海外旅行といえば気になるのが「言葉の問題」です。
今回のテーマは、世界共通語とも言われる「英語」です。英語を学ぶことで人生のスケールや選択肢が一気に増えることは少なくありません。
この記事では、30代や40代からでも英語を学ぶメリットや、英語習得のコツについて解説していきます。
この記事をきっかけに、英語学習に目覚める方がいらっしゃれば大変幸いです!
英語が話せることで得られるメリット
ここではまず、英語を話せたらどんな良いことが起こりえるのか、そのメリットについて考えてみましょう。
何かを始めるときには、それが実現した際のメリットが明確に見えている方がやる気にもつながります。
英語を話せることで得られるメリットの代表格をいくつか紹介しておきましょう!
交際範囲が圧倒的に広がる!
英語が話せれば日本だけでなく世界中の人とコミュニケーションが取れるようになります。
英語圏のみならず英語以外を母国語とする国の人々の中にも英語を話す人は多数いるため、これまで関わりようのなかった人たちとも友達になれます。
海外に行くことができなくても、日本にいる外国人と友達になることは可能ですし、そうすることで視野が広がり、物事の考え方さえも変わります。
海外旅行が100倍楽しくなる!
これまで翻訳アプリに頼りっきりだった人が、英語を話せるようになってから海外旅行をすると、これまでとは全く違う楽しみ方ができることに気づきます。
英語が話せると、ローカルの人たちとも積極的に会話が楽しめるようになり、そこでたくさんの地元住民おすすめスポットなどを知ることも可能!
国によっては、インターネット上に正確な情報がリアルタイムで更新されていないことも多いため、ローカルの人たちから得る情報はとても貴重です。
ちなみに、筆者はいつも大体こうして美味しくて安いローカルフードのお店情報を入手していますよ。
就職先や副業探しの選択肢が広がる!
これから就職する人も、何か副業を始めるという人も、英語が話せれば選べる仕事の幅は広がります。
もちろん英語が話せると言ってもそのレベルはさまざま。
レベルに応じた職種を探す必要はありますが、割と中級英語程度でも対応できる仕事は多くあります。
例えば英語の動画に日本語字幕を付ける仕事があったり、簡単な英語のWeb記事をもとに日本語の記事を作成する仕事があったりします。
翻訳ができるレベルに満たなくても、簡単な動画に字幕を付けるくらいなら対応可能な場合も少なくありません。
これぞ手に職!英語は仕事探しの選択肢を広げてくれますよ。
自分に自信が持てる
英語が話せるようになると、海外旅行に行っても自分が聞きたいことは誰の力も借りずに聞けますし、日本にいる外国人が困っていたら助けてあげることもできます。
結果的に「できることが増えた」という実感が持てるため、自分に自信を持つことにもつながると言えますね。
また、これまで英語が話せないことで友達との海外旅行の際にも友達に主導権を譲り、自分は着いていくだけのようなスタンスだった人にとって、これは大きな変化!
英語が話せることで前よりもさらに自立できたような気持ちになれると感じる人もたくさんいます。
英語はなぜ難しいのか
英語の習得を考えるとき、多くの人が思うこと。それは「英語ってどうも苦手なんだよな」という漠然とした苦手意識です。
なぜ英語は難しいというイメージが根付きやすいのでしょう。
その理由として挙げられるのが「昔から英語の授業が苦手で英語はいつもテストの点数も悪かった」という苦い経験。
これがあるから大人になっても英語に対して構えてしまう人はきっと多いはずです。
まずは、「英会話」と昔学校で学んだ「英語の授業」は切り離して考えること。
なぜなら、英語の勉強と英語を話すことは極端に言えば別のものといっても過言ではないからです。
大人になってから英語を学ぶためにやるべきこと
では、今から英会話を身につけようと思うなら何をすべきか、ということについて解説していきましょう。
ここでは、英語を独学で学んだ筆者が、実際に効果があった4つのことだけを書いていきます。もちろん個人差はあると思うのですが、参考までに聞いてもらえると幸いです!
文法は中学生レベルまでを一旦網羅する
英語は文法よりもとにかく会話の練習をするべき、という考え方がありますが、個人的には「やはり文法も無視できない」と感じることが多々あります。
ですが、英語の文法といっても網羅すべきは中学英語レベルで十分!これならやれる気がしてくる方も多いのではないでしょうか。
中学校の英語3年間分の文法をまとめた参考書などは多く出版されているため、好みのものを一冊選んで勉強してみましょう。
中学レベルの文法が身についていれば、大体の日常会話はどうにかなるもの。
案外私たちは昔学校でかなり難しい英文法を学んでいたのです。これを今から一通り学び直してみましょう!
英語で会話する機会を確保する
英会話を上達させるためには絶対に「話して聞くコミュニケーションの場」が必要です。とは言え、「そんな機会普段全くないんだけど」と思う方がきっとほとんどでしょう。
英会話を実践できる機会を持つ一番簡単な方法は、オンライン英会話です。週に2回くらいでも、英語で人と話す機会を持つことで、モチベーションも保ちやすくなりますよ。
ちなみに、今の時代オンライン英会話はかなりお手頃な料金設定になっています。
月5,000円くらいでも山ほどレッスンを受けられるオンライン英会話スクールがありますからね。ぜひこれだけは、未来の自分のために投資してください。
ネイティブの英語をそのまま真似る
英会話のレッスン中は少しやりづらいかもしれないので、これは自宅学習になるのですが「ネイティブの英語をそのまま真似て発声する」というのは非常に有効です。
映画や海外ドラマを英語字幕に設定し、登場人物が会話しているのをそのまま真似てみてください。
このときのポイントは「恥ずかしいなどと思わずに完全になりきる」ことです。
だからこそ、これは一人のときにやっていただきたい練習方法。真似て英語を発声することで、なんとなく口の動きが英語に慣れてくるため、英語を話しやすくしてくれる効果があります。
ちなみに筆者は20年前くらい(大昔ですね)に海外ドラマ「24」を使ってこの練習をしていました。
いまだにいくつかのフレーズを丸ごと覚えていて、今でもそれだけはものすごくスムーズに言えますよ。
今はNetflixなどのストリーミングサービスがたくさんあるので、非常に挑戦しやすい練習法でもあります。
英語の日記をつける
普段の出来事を英語で書けるようになれば、日常会話を英語で行うことも難しくなくなります。
というわけで、できる限り毎日、簡単でも良いので日々の出来事を英語で書いていきましょう。スマホのメモでもOKです。
オンライン英会話を利用しているなら、このメモを見ながら会話のネタを探すのも良いですし、日記に書いた英文が間違っていないかをレッスンで確認してもらうのも有効ですね。
毎日の些細な出来事を英語で書こうとすると、わからない単語や言い回しにぶつかります。
都度調べて書いていくうちに、単語力もどんどんUPしていくのでとっても効果的ですよ!
【体験談】英語が話せるようになってこんな変化がありました!
最後に、英語が話せるようになった筆者が、実際に体験した人生における変化についてシェアさせていただきます。
私はそもそも大学の時に英語を専攻していたのですが、この時の会話レベルは本当に低く、英語を話すことにさえビクビクしていたほどでした。
ですが、どうしても英語がうまく話せるようになりたかったので、あれこれと独学でなんとかゆっくり少しずつレベルUP。
そんな私が「英語が話せたおかげでこんな良いことがあった」と思えたことは主に以下の5つ。
- 海外に行くことに抵抗がなくなり、いろんな人と知り合えて視野が広がった
- そのうちアメリカで今の婚約者と出会えた(これは想定外)
- 海外旅行先で知り合った現地の女の子ととてもよい友人関係が築けている
- 翻訳の仕事が飛び込んでくるようになった(本業はライター)
- 英語以外の言語(韓国語・スペイン語)にも興味が湧いた
まだ細かい話をすればたくさんあるのですが、英語を学ぶことで言葉だけでなく海外の文化にもっと興味が持てたのは非常に大きかったことだと思っています。
逆に日本の良いところやイマイチ(?)なことも見えるようになり、とても面白いですよ♪
まとめ
英語が話せるようになれば、今では考えられないほどたくさんのことが実現可能になり、人生の可能性さえも広がります。
旅行が好きな方、日本の外の世界をもっと知ってみたい方、いろんなバックグラウンドの方と交流したい方は、ぜひ思い切って真剣に英会話習得を目指してみてください。
きっと今よりももっとたくさんの刺激を受け、人生がより豊かなものに変わりますよ。
文/mayu @webwritermayu