アラフォーで結婚式に呼ばれると、真っ先に気になるのがお呼ばれ服。何をどのように選べばいいか、おすすめブランドもあわせてご紹介します！
みんなが悩む結婚式のお呼ばれスタイル
意外と結婚式に呼ばれることが多い！？アラフォー世代
晩婚化が進み、30代後半でも結婚式にお呼ばれする機会が少なからずあるアラフォー世代。また職場の同僚や、上司として部下の結婚式に出席するなんていう人もいるかもしれません。若いうちなら何を着てもOKだったけれど、アラフォーともなると着るものにも苦労します。若づくりに見えないか、おばさんっぽく見えないか…あれこれ考えて結局礼服のような黒いワンピースや、仕事で着るようなスーツではなんだか残念。きちんとした結婚式という場だからこそ、年齢に合った素敵なお呼ばれスタイルで注目を集めたいですよね。どんなお呼ばれ服が好まれるのか、実例も交えて考えていきましょう。
その服装と髪型、アラフォーでも大丈夫？
とはいえお呼ばれ服ってそんなに頻繁に買うものでもないですし、何気なく若いころに買ったものをそのまま着ていませんか。また若いころに買ったお呼ばれ服に合わせて、盛り盛りの髪型にしてしまったり。それでは「イタイ人」認定確実です。場合によっては、せっかく招待してくれた新郎新婦にも恥をかかせてしまうかも。アラフォーならアラフォーなりの素敵な装いがあるはずです。ドレスの色や素材、アクセサリー、髪型などで上品な華やかさを演出するコツはいくらでもありますよ！
シチュエーション別に考える結婚式の服装
家族や親族の結婚式に参列する場合
家族や親族の結婚式に呼ばれると、親族紹介があったり新郎新婦のご両親と言葉を交わす場合もあり、よりフォーマル感が求められます。アラフォー世代に無理なくなじむ色としては、ネイビーやベージュ、黒などがあげられますね。洋装なら華やかに見えるドレスを選ぶのがいいでしょう。アクセサリーは絶対にパール。ネックレスとイヤリングなど統一感をもって選ぶと、上品にまとまるはずです。親族はあくまでもゲストを迎え入れるホスト側と考え、新郎新婦の家族として恥ずかしくない服装を心がけてくださいね。
また近しい家族の結婚式なら、和装もおすすめです。アラフォー世代に振り袖は少々無理があると思うので、華やかさのある色留袖なんていかがでしょうか。
友人や会社の同僚などの結婚式に参列する場合
一方、友人や会社の同僚などの結婚式にゲストとして出席する場合にはどうしたらいいでしょうか。新郎新婦との関係性は親族と比べて弱くなりますので、準礼装（セミフォーマル）で大丈夫です。ワンピースにジャケットをはおったり、袖付きのレースワンピースでクラシックな美しさを出すのも○。余計な肌の露出を避けるのは、結婚式のマナーですよね。アラフォー世代ならそのあたりのマナーも熟知していると思いますが、一度おさらいして素敵なお呼ばれ服を選びたいものです。
こちらでも便利なのが和装。色留袖では格式が高すぎるので、訪問着でOKです。帯や小物で変化をつけて、華やかでおめでたい雰囲気に満ちた着こなしを目指しましょう！
アラフォーだからこそ似合う！落ち着いた着物スタイル
アラフォーが結婚式で着るのに適した着物とは？
ここまで読んでお気づきかもしれませんが、アラフォー世代に意外に便利な和装。着付けや身のこなしのわずらわしさから、つい洋装を選んでしまいがちですが、体型がちょっと気になる場合でもうまく隠してくれるのが和装のいいところです。ぜひ取り入れてみてほしいところ。
しかし着物には格があり、それぞれ着る場所を選ぶので注意して下さいね。着物なら何でもいいというわけにはいきません。親族なら黒留袖や色留袖、友人や職場の同僚なら訪問着や付下げなど、新郎新婦との関係性によって選ぶときの基準が決まっていますので、できれば着物の知識がある人と考えるといいでしょう。
アラフォー必見！結婚式での着物マナー
では着物を着るときの注意点などは有るのでしょうか。上に書いたように、着物の格を守るのは最低限のマナーです。いくら高価な着物でも、格が低いものは他のゲスト（特に年配者）に白い目で見られる可能性があるのでご注意を。色や柄にも配慮するとベスト。白っぽい生地のものを避けるというのは常識ですが、もし新婦が大振袖や色内掛を着用するのがわかっているなら、事前に色を確認しておいて同じ色を避けるということも大事なポイントですね。
着物や帯の柄にもこだわりたいところ。せっかくのおめでたい席ですから、吉祥文様と呼ばれる柄を選ぶとGOOD。古くからの伝統がありそれぞれ意味がある柄ですので、決して場違いにはならないはずです。
結婚式の参列に適したおすすめのアラフォー向けブランド
UNITED ARROWS
ブランドというよりセレクトショップに近いですが、大人のきれいめスタイルの定番はここ。どの商品を見てもどことなくドレッシーな要素があり、お呼ばれドレスを選ぶのにぴったりです。袖付きのクラシカルなドレスやレースをふんだんに使ったカラーワンピースまで、種類も豊富。店員さんのアドバイスのもと、バッグなどの小物も一緒に購入すれば簡単におしゃれコーディネートが完成することでしょう。上質なものを使用することがブランドコンセプトになっていますので、価格は3万円～。全部そろえると少々高価な買い物かもしれませんが、はずれはないと思います！
UNITED ARROWS
組曲
ふんわりとしたシルエットのスカートやレースなど、フェミニンなスタイルがお好みならこちらのブランドはいかがでしょうか。働く女性向けの上質なフレンチカジュアルスタイルをコンセプトにしており、お呼ばれドレスも柔らかい色や柄づかいがかわいらしい印象です。また比較的全国的に店舗を展開しているのも、ポイントの一つ。やはり手にとって自分の目で確かめたい！という人にはおすすめです。もちろんオンラインショップも充実しているので、店舗が近くにない場合でも大丈夫ですよ。筆者も若いころ、こちらでお呼ばれドレスを購入したことがあります。着心地も良く作りもしっかりしているので、おすすめブランドです！
組曲
Genet Vivien
次はフォーマル専門ブランドのジュネビビアン。各種パーティーやお呼ばれにぴったりな、フォーマルドレスが数多く一度に見られます。専門店ならではですよね。アラフォー世代には嬉しいドレープをたっぷりとったドレスや、カッティングの美しいドレスを取り揃えています。どことなくクールな印象を持ったドレスが多いですので、ガーリーは苦手という人は一度のぞいてみては。スタッフに適切なアドバイスを受けながら購入すれば、安心して晴れの席に出席できそうですよね。
Genet Vivien
STRAWBERRY FIELDS
女性らしいエレガントなスタイルに定評があるストロベリーフィールズ。パーティードレスもリボンやビジュー使いが多く、女性の心をくすぐるとても華やかなものばかりです。基本的なデザインはシンプルですので、小物でいろいろと表情が変わって何通りにも着られそう。素敵な袖付きのワンピースもあり、選択肢も広いと思いますよ。
Sybilla
シビラはスペインを拠点とするブランドですが、日本ではイトキンが製造販売しています。このブランドの特徴は、着心地の良さを持ちながら少しひねったデザインもあること。普通のドレスはもう飽きた、という人におすすめです。筆者は姉妹ブランドのホコモモラでもお呼ばれドレスを購入したことがありますが、ドレスには珍しいハイネックです。ずいぶん若いころに購入したのですが、年代を問わず着られるものでとても上品に見えるので、今度のお呼ばれにも着ていこうと思っています。人気の商品は完売するのも早いので、お呼ばれするのが決まったら早めにドレス選びをしていきましょう！
Sybilla
いざという時の強い味方はレンタル
結婚式以外では出番がない！そんなときはレンタルがお得
筆者はお呼ばれに着ていけそうなワンピースを、5着ほど持っています。若いころから買いためてきたものですが、それでも多い方ではないでしょうか。なぜこんなに購入したかというと、仕事で必要な場面が毎年何度かあったからです。いつも同じものを着るわけにもいかないですし、元来おしゃれが好きなので、ついつい増えてしまいました。しかしクローゼットの中で幅をきかせているので、いい加減処分しようか悩んでいるところです。
この記事を読んでいる人の中には、「ドレスなんて結婚式でしか着ない！」という人もきっといることでしょう。わざわざそのためだけに何万円もかけて一式そろえるのも面倒。そう思ったらレンタルを気軽に利用するのがベストです！
憧れのハイブランドをレンタルして一段上のアラフォーのお呼ばれスタイルに
近年ではネットレンタルショップも数多くあり、家にいながらドレス選びができるのは忙しい人には嬉しいサービスですよね。また購入するには予算的に合わなかった憧れのあのブランドや、海外のハイブランドも、レンタルなら数千円で利用することができます。手ごろな店舗が近くにない場合にも、ネットレンタルなら自宅まで届けてくれますしとても便利ですよね。もちろん和装のレンタルができる所もあります。和装の場合はなかなか自分ひとりで選ぶのは難しいかもしれませんが、身近に詳しい人がいれば利用してみるのもありですよ！
アラフォー世代で結婚式に参加するとなると、新郎新婦との関係性もさまざまになり、その場の雰囲気を壊さない装いを心がけたいものです。若いうちなら多少のマナー違反も許されますが、アラフォーだとまわりの見る目も厳しくなりますよ。特に職場関係の集まりだと、イタイ服装はドン引きされるかも。そうならないためにも、時間に余裕を持ってしっかり下調べして準備したいもの。それこそが祝福の気持ちを表す行為でもあり、招かれる側の最低限のマナーですね。アラフォーだからこそ似合う装いで、素敵に結婚式を彩ってくださいね。