別れは辛いですが、今の場所に一生留まってはおけません。将来1人きりの人生よりも、お互いを最高のパートナーと認め合った唯一の人と新しい人生を歩むために不倫の関係から一刻も早く決別をしましょう。

不倫関係を分析してみよう

なぜ不倫関係を継続しているのか、なぜ別れられないのかを書いてみよう

不倫関係はたいていお互いの意志の弱さからくるものです。恋人に相手がいるということを知らずに付き合っている場合も、あることと思いますが、浮気や不倫ということが発覚した時点で別れるという決断をしなければなりません。日本では結婚したら1対1で向き合うことが約束されていますので、不倫をするということはその時の覚悟が足りていないか、一時の誘惑に惑わされているかということが大きいと思います。まずは自分がなぜ不倫をしてしまうのかということを考え、相手の良いところと悪いところをしっかり見直して向き合ってみましょう。

不倫の別れは一時的な辛さ、継続は一生の辛さ

不倫を続けても良い未来が待っていることはありません。なぜかというと、結婚や出産の願望がなかったとしても、自分の周りはどんどん結婚していくことでしょう。また、出産ラッシュも続いて訪れます。そのようなことに毎回祝う側として立ち、少しも何の感情もわかずにいることはできますか?さらに不倫の恋はこちらがよほどの意志を持って動かなければ、相手が何か展開してくれることは一切ありません。結婚することもなければ、ばれない限りは別れることもないでしょう。5年10年と変わらない日々は続くでしょうが、時間が経ってからあの時婚活していれば、などと思っても時間は戻りません。また、奪って結婚することになったら非常に幸せかもしれませんが、今度は自分が取られるかもしれないという恐怖にずっと悩んでいるという話はよく聞きます。

不倫関係をやめて別れると決めたら

できるだけ一方的に別れを告げる

先ほども述べたように不倫は自ら動きださなければ新たな展開は起きません。奪って結婚するか、バッサリと見切りをつけるか。この2択しか展開方法はありません。しかし、よほどの夫婦仲であっても、別れて再婚したいという人はほぼいないと思っておいた方が良いですし、略奪愛は周りの人すべてを敵に回すことになりかねませんのでおすすめしません。別れを選択しましょう。その場合はすっぱりと切り離すことです。相手が何と言おうと、言い逃げになろうと、あなたが淡々と冷静に別れを告げ、新たな幸せの道へ歩みだす勇気を持ちましょう。

相手の引き留めに乗らない

不倫をしている相手側は恋人が別れたいと言ってすんなりと受け止める人はそうそういません。確実に引き止められることでしょう。ただ、引き止めるということは相手の幸せを願える人間ではなく、自分の幸せしか考えていない人です。そんな人とずっと一緒にいて、あなたの価値は上がると思いますか?その人の本当の人間性をもっと奥深く観察しましょう。あなたのことをちゃんと考えてくれる人は、自分が結婚する喜びなどを経験してきたからこそ、ちゃんと手放してくれるはずです。あなたの幸せを願ってくれる人、応援してくれる人と付き合うべきですので、寄り道に根を生やすべきではありませんよ。

別れられそうにないと思ったら思い出すこと

お互いが納得して別れる不倫は少ない

「私は幸せになりたいからあなたと別れます」そう伝えて、どれほどの不倫相手が納得するでしょうか。不倫は結婚相手を気付つけてしまうということに二人で焦点を当てがちですが、実はあなたのことも気付つけられているのです。不倫ができるという時点で異性の扱いはある程度できる人の可能性が高いですが、まれに本能のままにしている人もいます。どちらの相手になっても確実に大変な思いをすることが目に見えています。また、別れ話はサクッと終わらせて縁を切るという勢いがなければ引き伸ばされますので、必ず自分の意思を伝え、相手へ興味のある素振りや、本当は好きだけれどなどが態度に出ないようにしましょう。

女性の方がリスクや失うものが大きい

稀に女性側が結婚していて男性が独身の不倫ということもあるかもしれませんが、たいていの場合は既婚者の男性と付き合う独身女性が多いと思われます。女性は付き合いはじめよりも、長く付き合いが続くことによって愛が深まっていく特徴があるようです。いつまでも長く不倫関係を続けていくことが可能なのはそのような点が大きいでしょう。しかし万が一相手の結婚相手にばれて離婚裁判などになった場合、恋人だけでなくあなたにも多大な損害が降りかかり、そのまま結婚したとしても恋人は養育費などはずっと支払いをしなければなりません。そうでなくても婚期は刻一刻と過ぎていきますし、周りにも不倫の事実を誰にまでなら話せますか?相談できる相手がいないのは辛いですし、同じ相手にばかり聞いてもらっていても、長年変わらない状況であれば友人が離れていく可能性があります。

ピンときたら手段を見直そう!不倫脱出の失敗あるある5つ

失敗例その①「決心が鈍る」

不倫に関わらず一番よくあるのは、相手を目の前にすると判断が鈍って言い出せず、結局そのまま何年もずるずると変わらない関係を続けてしまうことでしょう。別れに対して絶望しか見えておらず、世の中にはこんなにたくさんの異性がいるということに気付けていません。相手のこと以外の人が全く見えておらず、周りの友人らから新しい出会いがきっとあるだろう、と言われようと別れた後は幸せが一つもないと信じて疑いません。別れた後は絶望感におそわれることと思いますが、一生続くわけではありません。むしろ別れるからこそ、新しい出会いがやって来るのです。

失敗例その②「引き留められる」

相手に引き留められるという事例は100%に近いのではないでしょうか。別れたいと言って理由も聞かずに了承する人もどうかと思いますが、もう一緒にいることはできないのか、楽しい思い出を忘れたのかと、言葉巧みに引き止められる可能性が高いでしょう。それを振り切って連絡も一切しないところまで行けたら一歩前へ進んだ明るい幸せに進めることでしょう。自分の幸せのみを考えましょう。あなたに振られても相手はそれなりに幸せの基盤があります。

失敗例その③「別れてからも連絡が来る」

連絡先や住所を完全にブロックできず、ストーカーのように待ち伏せされるなどになることがあります。そんなに思ってくれているのなら…と、元に戻ってしまうことも多々あります。確実に連絡先はブロックし、一人暮らしの人はできれば引っ越しましょう。できる限りの手を尽くして、一度決めたことは心を鬼にしてやり遂げましょう。相手の甘えに押されてはいけません。

失敗例その④「楽な関係だから…」

なんだかんだ不倫で都合の良い彼女が楽に感じる人もいます。仕事が忙しすぎて結婚がしたい気持ちがなかったり、甘え上手な恋人の面倒を見てしまったりと、別れても結局不倫というポジションに落ち着いてしまう人もいます。そのような人はまず恋人の結婚相手のことを自分に置き換えてよく考え、踏み出す前に留まりましょう。不倫は法律的にも悪いことです。世間でどんなに日の目を浴びたとしても、不倫関係は影の存在ですし、いつかは終わらせなければなりません。不倫してしまう癖は絶対にやめましょう。

失敗例その⑤「別れたい理由が見つからない」

いけないことだからこそ手を出したくなる、また、人のものだから燃えてしまう、そのような人は別れたいとも思わないでしょうが、実際もし自分の手に入ったらそんなに興味がなくなるでしょう。そういう人が他人に別れた方がいいとどれだけ言われても自分の中で正しいと思えていないため、別れるに別れられません。別れたいと本当に思える理由をなんでもいいので探しましょう。そして競争心は他の分野に活かす方が良いでしょう。

不倫との別れに踏み切れない人へ

不倫後に今後恋愛や結婚ができないと思い込まないこと

まずはその不倫の恋をやめなければ新しいチャンスは何も巡ってきません。不倫相手があなたのことに興味を持ってくれたのだから、必ずほかの独身の異性の中でもあなたのことを魅力的に感じている人はいます。もっと周りに目を向け、新しい世界へ飛び込みましょう。もしも別れが怖いのであれば、先に何かのサークルや習い事など、没頭できる趣味を見つけ、今までに出会っていない新しい人脈を広げてから、徐々に会う日を減らして別れるという方法もあります。自分の世界をもっと広げましょう。

独身者が集まる場にたくさん出かけること

趣味の活動には既婚者もたくさん混じっていることと思います。そうなるとやはり頼りになるしっかりした人は既婚者である可能性が高いです。独身者ばかりが集まる場に参加し、仲良くなれそうな人を探しましょう。手っ取り早いのは婚活や街コンなどです。合コンなども既婚者でないことが分かっているメンバーであればよいと思います。今まで見えていなかったたくさんの素敵な異性がいます。きっと誰かはあなたに声をかけてくれることでしょう。

不倫をするとどうしても別れたくなくてこのままでも幸せだと思い込もうとするフシがあります。しかし、実際のところたくさんの人目を避けてひっそりと会うだけの、セカンドポジションは幸せとは言えません。今すぐ別れることによって人生の中で出会える異性の人数は変わってきます。自分に自信をもって、あなたのことだけを愛してくれる人を探しましょう。自ら動き始めなければ誰も背中を押してはくれません。少しでも迷いを感じているのなら、それは絶好のチャンスだと思って別れましょう。秘密の関係は隠れているドキドキが強いだけで、その人にそこまでの魅力があるのかもう一度客観的によく見直しましょう。きっと、今よりももっと素敵な人に出会えます。