高校、専門学校または大学を卒業し、それからずっと同じ会社で働き続けてきたとします。ミドル世代になり、同じ業種内での転職をする場合もあれば、まったく新しいジャンルに挑戦していこうと決断し闘志を燃やし、一から学び直してその道へ進んでいく場合もあります。また自身で新たなビジネスを起業をする場合もあるでしょう。どちらにしても、ある程度ひとつの職業で成功や失敗を積み重ね、その道でプロフェッショナルとなり、勤続年数を積んできたのちにミドル世代での転職を試みるには、勇気が必要でありおそらくかなりの不安もあるはずです。家族やパートナーがいれば、なおさら不安も大きくなります。ですが、一生に一度の自分の人生。いろいろな経験をしてみたい、というのも本音という方も現代は多いです。そしてそれを実行された方も多く、様々なドラマがあります。成功や失敗をできるのも、若いうちだけ。それを経験してきたミドル世代だからこそ、思い切って転職を考えるべきなのではないでしょうか。

求人数は7万件!探し方はイロイロあります。

よし、転職をしよう!と決めても、どのような転職方法があるのかわからない方も多いのではないでしょうか。今やインターネットで「転職」と調べればたくさん出てくる転職サイト。まずはこれらを上手に利用してみてください。
引用元:エンジャパン ミドルの転職

まずは職種を選びます。

経営、企画、管理職系、外資系、営業系、商品開発部門系、コンサルタント系、金融系の専門職、不動産系、IT・電気系統の半導体・自動車等のメカニック系・建設業・メディカル等の専門技術系、販売やサービスそしてデザインやプランナー等のクリエイティブ系、または美容系など世の中には様々な職種が存在し、それぞれ今まで聞いたこともなかった仕事内容があることもあります。まずは、大きく分けられたジャンルの中から今まで経験していた職種に近いジャンルを選びます。または自身が新たに挑戦したい職業であろうジャンルを選択します。すると、選択したジャンルの中でさらに小分けにされた選択肢がでてきます。エンジャパン ミドルの転職サイトでは、職種選びが必須となっており、常時7万件前後の求人情報から選択されたジャンルから、さらに選択された職業にヒットする求人がピックアップされます。また勤務地を選ぶことでさらに絞られた求人を検索することができますが、ここで新たに自身が働きたい場所も重要になってきます。なぜなら、今現在勤務している場所から違う路線を選択する事や他県を希望することで、新しいチャンスや出会いなども生まれる可能性が出てくるからです。特に他県を選択するということは、単身または家族での引っ越しをする事となり、生活にかなりの変化が出てきます。子供がいる家庭では、子供の学校にも影響がでてきます。学校の区域によっては、環境が異なることもあるため、新居選びも慎重に行う必要がでてきます。そのためにまずは他県に出向き、地域の下見から必要になってくるでしょう。かなり脇道に反れてしまいましたが、職種選びのためだけに、家族がいる場合、特に子供がいる場合の多いミドル世代には職種以外にもいろいろなことを考える必要がある、ということがわかりました。

次にいくらくらいの年収が欲しいのかを選びます。


転職を試みるからには、他の職業を一から経験してみたいという方もいらっしゃると思うのですが、当然ステップアップが目的だ!という方も多いのではないでしょうか。エンジャパン ミドルの転職では、希望年収300万円以上から年収5000万円まで50万円単位で選択できる年収金額が細かく設定されています。業種によっては、ある一定額以上の年収金額の設定が存在せず、求人情報がヒットしない場合もありますので、その場合は希望年収金額を下げてもう一度再検索をかけてみてください。一から今まで経験をしたことのない職種にチャレンジしてみたい。という方は未経験枠になりますので、希望年収も抑え目にした方がよいかもしれません。学生時代から、生涯を掛けて突き詰めたい職業を選んでその道で突き進められるという方はとても幸せな方ですよね。そんな職業にめぐり合えた方は本当にそれが自分にとって天職だといいます。同じ道でただ職場を変えたいという方も同じです。それは、その職場で新卒から勤続し、毎年新しい新入社員が入社してきて教える立場となり、そろそろ新しい職場で今まで経験してきた自分のスキルを新たな職場で生かしたい、と思っているからです。同じ職業で新たな会社へ転職することは、ただ単に自分の生活リズムを変えたかったり、会社の環境を変えたかったという場合もありますが、ステップアップをするということにもつながり、当然年収もアップすることでしょう。なぜならその道に対するスキルを持っているからです。キャリアアップを目的としたミドル世代の転職であれば、現職より希望年収をアップできる新たな職場を探すべきです。

その他の条件

職種、希望年収の他にも現代社会ならではのキーワード検索をすることもできます。例えば「英語力」です。今は生まれたとこから英語に親しむほど、グローバルという言葉に溢れ、英語に触れる機会が増えてきました。外資系の企業であれば、当然英語力を必要としてきますし、その他にも少子高齢化にともない、外国人労働者に頼らざるを得ない日本社会となってきており、中国語や韓国語など英語以外でのコミュニケーション能力も必要とされてきています。またそれらの第二、第三の言語を有する日本人は優遇される社会にもなってきており、今後さらに語学を熟知した人々が増えてきます。もし日本語以外の言語を話す・聞く・書くことができるのであれば、検索条件の中に是非入れてみてください。

転職エージェントのご紹介


その他にも転職サイトはないの?
はい、たくさんあります。いくつかの転職サイトに登録をして、それぞれのエージェントにじっくりとご自身の希望を伝えてください。時期によって、企業の決算月後である年度の変わり月等は求人数が多く、逆にそれが過ぎた月には求人数が減ってしまいます。ですが、いくつかの転職サイトに登録しておけば、それぞれのサイトに「非公開求人」というものが存在し、それを各サイトの担当エージェントが個別のメールでお知らせしてくれるので、それを知ることができます。
引用元:キャリアパーク

1つだけではもったいない。気になる転職サイトに登録しよう。


1) 「リクルートエージェント」は、30万人の転職者に選ばれたほどの転職サイト。リクルート業界だけではなく、飲食、美容等でも力のある業界大手のリクルートが運営するサイトです。リクナビとは違い、細かなサービスを提供しており、求人数と就職実績において、業界ナンバー1と言われています。

2) 「DODA」は、最近CMで”条件は、いまより良い会社”という大胆なキャッチコピーを採用しているほど積極的にキャリアアップのための転職を押しているサイトです。DODAは大手企業、優良企業などの個人的にサイト上では見られない企業を非公開求人として取り扱っています。また担当エージェントが登録者と面談または電話面談をすることにより、転職希望者のことをよりよく知ることで、転職希望者が提出をする履歴書や職務経歴書だけではわからない事柄を、あなたの推薦状としてまとめてくれます。それを書類審査の第一次審査通過のため、企業側に履歴書と職務経歴書等の書類と一緒に追加で提出してくれます。とても強い味方ですよね。

3) 「type転職エージェント」は、リクナビエージェントランキングにおいて、総合満足度第2位にランクインされているサイトです。こちらのサイトは年齢に関係なくほとんどのサイト利用者が年収アップを実現しているサイトです。

4) 「JAC Recruitment」は、海外の外資系企業の求人を多く抱える転職サイトです。約300名のキャリアコンサルタントが在籍している転職サイトです。外資系、海外転職など英語を活かせる仕事がたくさんあります。年収アップを目指しているハイクラスの転職者におススメのサイトです。

5) 「ワークポート」は、IT、インターネット、ゲーム業界の転職者のための求人を多く抱えたサイトで、転職初心者にもおススメです。

6) 「メイテックネクスト」には、転職ノウハウだけではなく、専門の技術と知識を豊富に持ったプロフェッショナルな集団が転職コンシェルジュとして在籍しており、常時10,000件の求人数を抱え、エンジニア専門の転職サイトのため、エンジニア業界の求人数は転職サイトの業界でナンバー1となっています。また在職中の方にはうれしい、土日祝日もコンシェルジュが応対をしてくれるので、いつでも求人探しをすることができます。さらに非公開求人は約80%なので、思わぬ大手企業の求人情報を知ることができる可能性もあります。

7) 「FASSIONE(ファッショーネ)」は、アパレル業界での転職先を探している方に強いエージェントです。ショップアドバイザーや、アパレルのバイヤー、デザイナー等の企画などアパレル正社員を目指す女性の転職に強いサイトです。

まとめ


転職希望者が同職以外の職業へ転職したい、いわゆる未経験の転職はミドル世代にとっては厳しい状況となる事が多いです。ですが、少し小休憩をとりながら転職したい未経験の職業のための勉強をするため、スクールに通ったり、情報収集をする時間を取るのはいかかでしょうか。また転職サイトの求人には、未経験でもOKな求人も存在します。未経験だからと新たな職業を諦めず、是非転職サイトをうまく利用してご自信の希望する条件の企業を見つけてみてください。また女性でも今では管理職を目指せる時代となっています。同職で転職をして、キャリアアップを目指し、また結婚をしても働くことのできる環境がうまく整えば、既婚女性の管理職も可能性は十分にあるものです。転職をしようと決めたのであれば、一度に3社以上の企業に応募することは当然の時代です。内定が出るまでに長くて数ヶ月掛かってしまうこともあるので、時期も考えながら転職について考えましょう。