30代後半から40代前半ともなると、仕事の経験値も高くなってくるので、大きな役目を任されても難なくこなすことができるようになります。ただ、このように職場では充実した日々を送っていても、いっぽう恋愛となると、ちょっとご無沙汰してしまっている人も多いのではないでしょうか。
まだまだ大丈夫、まだまだ外見も衰えてはいない、と思っているうちに、10年経てば、アラフィフ突入です。
これからの10年を仕事だけの日々に終わらせず、楽しく充実した時にするためにも、恋をしてステキなパートナーを見つけましょう。
そんなアラフォー世代のための恋愛のヒントを、ここにご紹介させていただきます。

アラフォー、彼氏なし

アラフォーの彼氏がいない原因


アラフォーで彼氏がいない原因は、いろいろ考えられます。たとえば、

  • 理想が高くて、自分を曲げられない
  • 一人の時間がラクになりすぎて、誰かと一緒にいることができない
  • 昔の恋愛をひきずっている

などが挙げられるでしょう。

このような理由から、それほど強く恋人がほしいと思えなくなったり、積極的になることが億劫になってしまいます。
もうガツガツする年齢ではありませんが、消極的な姿勢では、きっかけのないまま10年なんてすぐに経ってしまいます。
過去の自分の恋愛体験だけを元に「恋愛はこういう面倒なものだ」と思い込まずに、そんな先入観を払拭してくれるような恋が見つかると信じてみてはいかがでしょうか?

アラフォー、彼氏の作り方(とにかく出かけてみる)


「恋人が欲しいけれど、出会いがない」という声は、あらゆるところで耳にしますよね。
もちろん誰もが、職場恋愛が生まれやすいような男女比、年齢比の職場に恵まれているわけではありません。
それに、恋愛をしにくい文化や環境の職場もあるでしょう。
いずれにしても、職場と自宅の往復だけ、プライベートで会う人もいつもと同じ、行く店もいつもと同じでは、さすがに新しい出会いの確率は低くなります。
昔の友達と偶然出会ったときに連絡先を聞いて久しぶりの食事に行ったり、降りたことのない駅にあるステキなお店を雑誌で見つけたら足を延ばして行ってみたり、自分の行動範囲を広げることで、新たな出会いの可能性がグンと増します。
見知らぬ街で道を聞いたり、新しいお店でスタッフに話しかけたりの多くの場合は、二言三言だけの一期一会の会話に終わるかも知れません。
ただ、思わぬ方向に話が発展することもあるでしょう。人生、どんなことがきっかけで運命のドアが開くかわからないのです。
同性との出会いから異性との出会いが導かれることもあります。
家でゴロゴロせずに、おしゃれをして、とにかく出かけてみましょう。

アラフォー、彼氏の作り方(SNSを有効活用する)


全盛時代のmixiには夢中になっていたけど、最近SNSにはご無沙汰、という方も多いのではないでしょうか?
それに何らかの理由でSNS疲れしてしまって、距離を置いている人もいますね。
ただ、今はTwitter、Facebook、Instagramと、性質の違うSNSがあり、それぞれが成熟してきていますので、自分に合ったものを選んで有効活用することができます。見知らぬ誰かと繋がったり、さほど距離の近くなかった知り合いと急接近したり、今やSNSは人と人との繋がりのきっかけを生み出す有効なツールであると言えます。SNSがきっかけで結婚に至った人もたくさんいます。
何を投稿すればいいのか分からないという方は、まずはいろんな人の投稿を眺めてコメントするだけでもよいでしょう。
慣れてきたら、レストランに行ったり、自分で料理を作ったり、旅行で訪れた場所の写真を投稿してみましょう。ペットがいる人は、自分の愛猫・愛犬のベストショットを投稿するだけで、猫好きさん、犬好きさんと仲良くなれたりもします。
とくにInstagramは、ハッシュタグを使うことで、写真を通じて簡単に見知らぬ人からの共感を得られるのが特長です。Twitterなら、映画やスポーツの試合の感想をハッシュタグつきで投稿するだけで、思わぬ反響があったりもします。
いいね!を集めることが目標になってしまうほど中毒になる必要はありません。また、あまり自慢ばかりの投稿では毛嫌いされてしまうケースもあります。ただ、タイムラインを通じて自然に「あ、この人、ステキだな」と他の人が感じるような投稿が幸運を呼びこむ可能性は十分あります。

アラフォー、彼氏の作り方(自分磨きを怠らない)


いくら人間は中身だ、と言っても、見た目の印象は、出会いを次のステップに発展させるのに重要な要素であることは否めません。
ダイエットや、ジムに通って健康的な身体をつくるなど、結果を出すのに時間がかかる長期的な「自分磨き」は、もちろん必要です。
ただ、ライザップのCMでは一瞬で容姿が見違えるほどに変わってしまいますが、実際にはお金も時間もかかります。
そこで、このような長期的な取り組みをしながら、短期的に結果を出すことができる自分磨きを並行して行うことで、長期戦のほうのモチベーションを保ちましょう。
女性には、服装、化粧、ネイル、アクセサリー、ヘアスタイルなど、容姿を変えることのできる様々な武器があります。
男性は、あなたが髪を切ってきても気づかないような鈍感な側面もありますが、細かいパーツの見分けや説明はできなくても、センスのいいおしゃれをしている女性には無意識のうちに惹かれるものです。
高価なブランド品を身につける必要はありません。過剰に豪華にするのではなく、シンプルで清楚にまとめたほうが、生涯の伴侶としてふさわしいと感じてもらえるとも言えます。
おしゃれのセンスアップも、大切な自分磨きのひとつです。

アラフォー、彼氏の作り方(笑顔を忘れない、挨拶を忘れない)


一般的には、男性は、若い女性に魅力を感じてしまう傾向があるのは事実でしょう。
ただ、若いからと言って、いつも不機嫌だったり、挨拶も満足にできない女性を、男性は選ぶでしょうか?
とても基本的なことではありますが、「おはようございます」「ありがとうございます」などの挨拶がしっかりできて、いかなる場面でも笑顔を絶やさない女性がいたら、この人が側にいてほしいと思うのが男性の正直な心理です。
アラフォーならではの、きちんとした大人の振る舞いに魅力を感じてくれる男性は必ずいます。
女性に癒しを求めている男性は多いですから、なるべく笑顔で接していきましょう。

アラフォー、男性へのプレゼント

誕生日プレゼントの場合


相手もある程度の年齢になると、経済的にも余裕ができて、自分のほしい物は自分でも購入できるでしょう。
そこで、女性から男性へのプレゼントとして最も有効なのは、女性ならではの視点でセレクトした品です。そのためには、まず彼の好みや得意分野・不得意分野を把握することです。
ファッションに非常にこだわりがある人に、服や鞄をプレゼントしても、気に入らなければ使ってもらえないかも知れません。もしかしたら、彼は本当は気に入ってないのに、あなたに気を遣って着てくれていたとしたら、ちょっと悲しいですよね。
いっぽう、ファッションセンスに自信がない男性は、あなたに選んでもらった服なら、喜んで着てくれるでしょう。もし職場の女性にそのファッションを褒められたとしたら、うれしさ倍増です。彼がふだん着ないけれど、必ずに似合うはずの一品を選びましょう。そういう男性なら、一緒に買い物に行って、あなたがコーディネートして、彼が納得のうえでプレゼントするのもひとつの手です。
もうひとつのヒントは、自分では今すぐ買わないけれど、プレゼントされたものならば使ってみようかという品です。一緒に買い物に行ったときに、もう少しで買いそうだったのに断念したものを覚えておきましょう。また、ふだんの会話の中で「そろそろ、これ古くなったから買い替えたいんだけどな」という発言が出たら要チェックです。

誕生日プレゼントの費用

今は、その気になれば、商品の値段を簡単にネット検索できてしまうのが頭の痛いところです。
あまり高価なものだと、貰ったほうもプレッシャーに感じてしまいますし、安すぎても内心がっかりするかも知れません。
値段がわかってしまう前提で考えれば、アラフォー世代への誕生日プレゼントでは、大体1万円から3万円前後が妥当ではないでしょうか。

クリスマスプレゼントの場合


男性は、クリスマスそのものにロマンチックな思いはそれほどありませんので、この時期にプレゼントするなら、手袋、マフラー、カーディガン、コートなど、この冬の寒さをしのぐための品に、クリスマスカードを添えるのはいかがでしょう?
彼の誕生日とは違って、クリスマスプレゼントは、あなたも同じ時期に貰う「権利」があります。もしお互いにおつきあいが始まっているなら、一緒にショッピングに出かけて、お互いにプレゼントしあうのもいいかも知れません。もしくは、あらかじめ予算を決めておいて、クリスマス当日にお互いが選んだプレゼントを交換をする、という方法も面白いかも知れません。

バレンタインのプレゼントの場合

バレンタインは年に一度、女性の気持ちを伝える大切な日。
バレンタインのプレゼントには、大きく分けて3パターンあります。

  • 本来のバレンタインらしい、まだつきあっていない男性に想いを伝えるための本命チョコ
  • 職場や身近な知人に配る、いわゆる義理チョコ
  • すでにおつきあいのある彼氏に贈るチョコ

どれを取っても、何をあげたらいいか悩みどころ満載ですが、つきあっている彼には何をあげたらよいでしょう?

チョコが好きな人であれば、立派なチョコをプレゼントして「あなたは特別な存在だ」というアピールをしてあげるのがよいでしょう。職場でもらった義理チョコと比較して、自分の彼女からもらったチョコレートが豪華であれば、愛されているという実感が沸くものです。
まだ寒い季節なので、チョコはそこそこのものでも、冬物の何かを添えて、どちらかと言えばそちらをメインにするのも一つの手です。
意中の男性への告白を兼ねるなら、手作りのチョコと手紙を渡すのは、ちょっと重過ぎるかも知れません。あまりそこには力を入れすぎず、バレンタイン当日でなくてもよいので、食事に誘って、そのときにさりげない程度のプレゼントをしながら、それとなく想いを伝えて一歩前進することを目指すのがよいでしょう。

両親や友だちへの紹介

挨拶をきちんとすること

おつきあいを重ねるうちに、もし結婚という運びになった場合、年齢的な理由で、挙式をしないカップルも多いです。とくに、再婚の場合は、また豪華な結婚披露宴をするのも恥ずかしい、というのもあるでしょう。
ただ、そんなときでも、大切な友だちや、お互いのご両親に挨拶をすることを怠らないようにしましょう。
親への紹介の場合、一般的には女性のご両親に挨拶をするのが先といわれています。「うちは後からでいい」と仮に言われたとしても、まずは女性側のご両親に挨拶をしたほうがよいでしょう。

挨拶のときの服装

挨拶の際は、男女共に、服装には気をつけましょう。
親族でも、友人でも、〇〇ちゃんの相手はどんな人だろう、という期待や好奇心が膨らんでいます。今後どんなときにお世話になるかもわかりませんので、「ああ、この人なら大丈夫」と相手を安心させることも重要です。

よき相談相手を見つける

人生経験が豊富なアラフォー世代は、あらゆることに動じない懐の深さを備えてはいますが、男女関係においては、それでも簡単には解決できない事態も訪れます。よくできた人間同志であっても、お互いに異なる歴史を歩んできたことから、ぶつかることもあるからです。
そんなときに、あなたの味方になってくれて、ときには「あなたが間違ってるよ」と叱ってくれるような存在がいることはとても大切です。
たまに会ってお茶や食事がてら相談できる相手を見つけておくと、自分ひとりでは解決できない問題に直面したときに、救いの手を差し伸べてもらえるかも知れません。

まとめ


アラフォーは、まだまだ衰えない若さと、人間としての成熟後が共存する微妙な世代。
若い子にはかなわないと諦めるのでもなく、このままでまだまだ大丈夫と過信するのでもなく、ますます自分に磨きをかけ、これからの10年をしあわせに暮らすことのできる、ステキなパートナーを見つけてください。